目次
投資信託のメリット
・少額から購入が可能
・投資のプロが運用してくれる
・分散投資で大きなリスクを回避
・透明性が高い
投資信託のデメリットとリスク
投資信託のメリット
次に、投資信託をするうえでのメリットをご紹介します。主に、以下の4つのメリットが挙げられます。
少額から購入が可能
投資信託を始める際に最初のハードルとなるのが、投資をするための資金作り。通常の株式投資や債券投資には、まとまった資金が必要となる場合が多いため、投資信託にもそのようなイメージを持っている人も少なくないかもしれません。
しかし、投資信託は月々100円など、少額から始められるものが多いです。これは投資初心者にとってうれしいメリットでしょう。
投資のプロが運用してくれる
投資には経済や金融についての知識やテクニックが必要になることも多いですが、その点、投資信託は知識のない初心者でも取り組みやすいのが大きな特徴です。なぜなら、知識のある専門家が代わりに運用してくれるからです。
さらに、投資した資金が現在どうなっているのかは、定期的に発行されるレポートで確認できるため安心感もあります。
分散投資で大きなリスクを回避
投資の基本は、いくつかの商品に分けて投資してリスクを分散させる「分散投資」を行うことで、リスク回避をするのが基本です。しかし、個人で分散投資をするためには多くの資金が必要となります。その点、投資信託では複数の投資家からお金を集めるため、少額でも分散投資がしやすくなる点がメリットです。
透明性が高い
投資信託は、原則として取引価格である基準価額が毎日公表されているので、資産価値や値動きが確認しやすいのも特徴です。さらに、決算ごとに監査法人などによる監査を受けているので、透明性が高いといえる金融商品です。
投資信託のデメリットとリスク
投資信託は、投資初心者にとってメリットが多いものですが、デメリットやリスクも当然存在します。
ひとつは、投資信託は元本保証がないために元本割れの可能性があること。これは、預けた金額の分は必ず引き出せる銀行預金などとは大きく異なる点でしょう。運用は専門家に任せるといえど、運用実績が上がらないことも可能性としては起こり得るのです。
もうひとつは、商品選びによっては手数料がかかることです。購入時には購入時手数料や買付手数料、そして運用中には信託報酬と監査報酬が継続的に発生します。これは、専門家に運用を任せる投資信託だからこそ発生する手数料です。また、解約する際にも信託財産留保額が必要となります。
このような手数料は、証券会社や購入する商品によって、購入時や解約時にかかる手数料が無料の場合もあるので、事前に必ずチェックしましょう。