筆者にもヒラマサ12kg超

その後、私の前方でもボイルが見えたため、力いっぱい投げると、その時は突然にやってきました。ものすごく力強い魚が私のルアーをかっさらっていきました。

「きたー!」と私が叫ぶと、同船の皆さんが周りで声を掛けてくれます。「サオをお腹の真ん中に持って、少しサオを立てて、今巻いて」など、パニックになる私に冷静に助言をくれました。

ものすごい強烈なパワーと戦いながら、少しずつ巻き上げます。割と近い所でヒットしたため、長期戦にならずに寄せることができました。

白く浮き上がってきた魚体は、自分の予想以上の大物。タモに入ったところで、ようやく緊張感から解き放たれました。「やったあー!」。12.39kg、120cmの大マサを捕りました!

目標の10kgオーバー達成です。写真を撮ろうと魚を持ち上げようとしても、めちゃくちゃ重くて持ち上がりません。

こんなのを私が釣り上げたなんて信じられない。念願の横持ち写真も撮っていただきました。「これが10kgオーバーか!」。かっこいいヒラマサの顔に感動です。

キャスティングヒラマサゲームで10kgオーバー初キャッチに歓喜【福岡】
(画像=初の10kgオーバーに感極まる筆者(提供:週刊つりニュース西部版 福岡市・赤堀泉),『TSURINEWS』より 引用)

ジギングでヒラマサ追釣

その後はボイルも徐々になくなり、日も照ってきたのでルアーをチェンジ。少し潜るタイプや、少し小さめのルアーを試してみました。

その後、一度ルアーを追ってくる様子を見ましたが、ヒットはしませんでした。

昼になり、アタリが止まったところでジギングにチェンジ。この日はジギングの活性があまり良くないようですが、そんな中でも同船者にヒットがあり、数尾釣り上げられていました。

日中の厳しい時間がすぎ、少し日も傾いてきたところでキャスティングを再開し、大須賀さんやほかの同船者が何尾か追加し、この日の釣行を終えました。

こんな私でも10kgオーバーを捕れたことで、自信につながりました。夢をまた1つ達成できて本当にうれしい一日になりました。船長や釣友、同船者の皆さんに感謝です。新たに、さらなるサイズアップを目指す夢ができました。

<週刊つりニュース西部版 福岡市・赤堀泉/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
遊漁船・クルーズ
出船場所:博多港・東浜船溜

この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年8月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

【関連記事】
ゼロから始める「カヤックフィッシング」 マダイを釣るためのキホン5選
船長に聞く「沖釣り初心者の心得」:東京湾LTアジ 厳選船宿8選も紹介
大豆ではなく「魚で作った」味噌とは? 実は各地に存在する発酵魚介食材
干物にすると飛躍的に美味しくなる海釣りターゲット4選
釣り編集者が上天草へお試し移住 移住家族に聞く「リアルな本音」とは?