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漁港に並ぶは新鮮なカニ・カニ・カニ
疲れたらドライブ気分で名湯へ
漁港に並ぶは新鮮なカニ・カニ・カニ

続いて、海産物に注目を。境港市は、カニの水揚げ量日本一を誇ります。境港産のカニは、紅ズワイガニ、松葉ガニともにうま味が濃厚なのが特徴。東京ではぜいたく品であるカニが、市場や直売センターでは当たり前のように売られています。
さらには、漁港周辺の至るところに、名物のカニを使った料理を提供してくれる食事処があります。
ここで当時、筆者が通い詰めたお店をひとつ紹介しましょう。その名も「御食事処弓ヶ浜」。こちらのお店の看板メニューが「かにトロ丼」です。ボイルしたカニの身ととろろを混ぜていただく丼で、カニみそや温泉卵をオプションで付けることができます。カニととろろというシンプルな組み合わせですが、うま味が濃厚な境港産のカニの風味をとろろが引き立ててくれます。口いっぱいに広がるカニの風味は食欲をそそり、何度食べても食べ飽きない不思議な魅力のある丼物です。
境港にはほかにも、通い切れないほどのカニ料理店があるので、ぜひお気に入りのお店の一品を見つけていただきたいです。

疲れたらドライブ気分で名湯へ

境港市内にもみなと温泉があり、疲れをいやすことができますが、当時筆者が通ったのはお隣の米子市内にある皆生温泉(かいけおんせん)です。
皆生温泉は海水が混ざった温泉で、なめると少ししょっぱいのが特徴です。この塩分が肌に栄養を与え、引き締めてくれます。べたつかずいつまでたってもしっとりした肌をキープできる、何とも魅惑的な温泉だったことを今でも覚えています。なお、この温泉を使ったミストも皆生温泉では販売されていて、筆者は当然のことながら購入。夏場の背中のあせも対策に、大いに貢献してくれました。
日常的に上質な温泉に浸かることができる環境は、移住先を決めるうえで重要なポイントになるのではないかと感じます。