使用するプラグ

春のLTシーバス。バチ抜けに適したプラグは、50mmくらいのミノーです。バチのサイズもいろいろですが、小バチは実際にそれくらいの大きさ。ただ、バチが小さめだからといって小型しか来ないわけではないので、常に大物襲来には用心しなければなりません。

バチ抜けシーズンにメバリングタックル流用でシーバスを釣る方法
(画像=バチ抜けシーズンにメバリングタックル流用でシーバスを釣る方法バチ抜けに3つのプラグ(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より 引用)

50mmのプラグは3つ持っていけばいいでしょう。できればフローティング、シンキングでレンジが異なるものを2種。カラーもソリッド系とクリア系を混ぜておくと、シーバスがスレだしたときに目先をかえて誘えます。

ノーアワセが原則

バチ抜け時はシーバスの活性が高いので、あまり難しく考えることはありません。ともかく気配のある場所にキャストしてゆっくりとレンジをトレース。定番の堤防際を探るときには、足元から離れて、人影を水面に落とさないようにだけ注意してください。

シーバスの原則として、アワセはなしです。ノーアワセ、または向こうアワセ。もともとシーバスは食うのがヘタな魚で、特に小型で軽量のプラグを使っていると、大口開けてバイトしてくるときに周りの水が動いてしまいハリが魚の口の中に入らないこともあります。ルアーにトレブルフックをつけておけば、それでも口の外にフッキングするので問題なしです。

バチ抜けシーズンにメバリングタックル流用でシーバスを釣る方法
(画像=バチ抜けシーズンにメバリングタックル流用でシーバスを釣る方法トレブルフックでバイトを拾う(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より 引用)

立ち回りの要は、コースをかえて何度でもキャスティングすることです。乗せた魚をバラしてしまうと一時プレッシャーがかかるので、食わなくなったら移動しましょう。ひとつの河口に、3箇所ほど打てる場所を持っておけば、テンポよく見切りながら数を伸ばせます。

リーダー長めで突っ込みに耐える

シーバスは秋が一番肥えていて強く引きますが、春もコンディション良好です。食いが立っている魚は暴れやすく、サイズのわりに抵抗するような泳ぎ方をします。ボトムへの突っ込みや根潜りに備えて、リーダーは太め・長めにとっておきましょう。

ただ、LTシーバスの基準としてメインラインPEライン0.3号に、リーダー6lbを120cmほど張ると、あまりルアーが飛ばなくなるので、リーダー長は適宜調整してください。

<井上海生/TSURINEWSライター>

提供元・TSURINEWS

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