年金制度が続く前提は税金と国債で永遠に穴埋めすることになっている
しかしここにも落とし穴があり、
この差額を税金や国債を発行して埋めてきたわけですが、今後、益々高齢者が増えて現役が減る訳なので、保険金収入は減って支払いは増え、差額を国債で埋めようにもすでに1000兆円に達したおかげで金利が上げられないからどんどん円安が進むから無理筋。これ以上無制限に国債を発行すると永遠に金利が上げられないから円安がどんどん進んで景気が悪いのにインフレが止まらない。
要するにここ20年少子化対策をしないで足りない年金を国債で補填してきたわけですが、もうどうにもこうにもならないところまで来ている。そもそも年金制度が根本的に間違っていた。人口が永遠に増え続けてるという設定で減ることを想定していなかったという馬鹿みたいな制度です。新規会員から集めた金で古い会員に金を配るポンジスキームは詐欺の一種ですが、ほとんど同じです。
これまた中位予測なので未来の部分はもっと悪化するとして
1960年は11.2人の現役が高齢者1人を支えたのが1.4人で支える(中位予測で!!)未来なわけなんだから、
同じレベルの年金が払えるわけないじゃん
というのが子どもでも分かります。
年金制度は崩壊しないというが、それはメチャクチャに減額するか、または穴埋めする国債を永遠に発行するということであってそんなことは無理。実際に年金を補填するはずだった企業年金は積立不足でバンバン破綻した。
破綻するというのはもらえなくなるということではない
国債発行を止めて保険金収入が減ったら年金支給額は激減する。わたしはそれを破綻というと思うが、少なくとも払われるうちは破綻ではないという年金援護をする人もいる。でもねえ、企業が破綻したって資産を分配するんだから基本的にはタダにはなりませんよ。それと同じです。支払った金を返して新しい仕組みをスタートさせる。または積み立てた分に運用分をくわえてそれを新年金とする手もありますが、70代の年金は1/4になります。若い世代はもともと支払いが少ないのでたいして変わりません。これも従来型の年金制度の破綻です。
本来ならばここまで悪化するまでに歴代の総理なりが
すみません。年金制度は昔のままでは維持できません
と、はっきり言うべきだった。しかし言わなかった。言えなかった。選挙で負けるからです。この卑怯者めが。私はこの点で安倍さんを全く評価しません。野党も同罪です。年金を守れとか何言ってんだ、こいつらは。
公約でそれに触れているのはまずは維新で、50代がメインの支持層なので
ベーシックインカムを基軸として年金制度を含めた社会保障制度を見直します。と言っている。
国民民主は公約で
「世代間の公平と最低保証制度(ベーシックインカム?)の新しい基地年金と言っている。維新と似ています。