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「上司に報告する」と回答した人はわずか22.9%
20代は他の世代よりも低い結果に

新社会人になり、仕事でメールを使う機会が一気に増えた若手ビジネスパーソンも多いでしょう。一方で、心配なのが「誤送信」。送るつもりのなかった人に送ってしまったり、BCCとCCを間違えてしまったり…ヒヤッとする場面もあるのではないでしょうか?

サイバーソリューションズ株式会社は、従業員数300人以上の企業の経営者・会社員300人を対象に、ビジネスメールの誤送信と対応の実態調査を実施。6月6日(月)にその結果を公開しました。

ビジネスメールのやり取りにおいて、どのようなミスや危険が潜んでいるのかが明らかに。今後の対策の参考にしてみてはいかがでしょうか。

「上司に報告する」と回答した人はわずか22.9%

誤送信を経験したことがある人に「誤送信をした時にどのような対応をしたか」を問うと、「誤送信先に謝罪メールをする」が83%とトップに。次いで「誤送信先に電話する」が48%となりました。まずは先方へメールか電話で謝罪することが基本であることがわかります。

一方で「上司に報告する」と回答した人はわずか22.9%でした。そのため、会社として誤送信を把握できていないケースが多いことが推測されます。

「確かに、先輩や上司に報告まではしていなかった…」と心当たりのある人もいるのではないでしょうか。

メールの誤送信、してしまったらどうする?「上司に報告する」わずか22.9%|サイバーソリューションズ調べ
(画像=『U-NOTE』より引用)

20代は他の世代よりも低い結果に

「上司に報告した」と回答した人の内訳をみてみると、20代は8.3%のみ。他の世代よりも低い結果となりました。

同社はこの調査結果を受け、「企業として、事前にミスが起きない仕組み作り、または現状のセキュリティ対策の見直しが必要と言える」とコメント。

社内での仕組みづくりに加えて、社員としても「誰でも誤送信をしてしまう可能性はある」と自覚したうえで、実際に誤送信してしまった際にどうすべきか、改めて考える必要がありそうですね。

メールの誤送信、してしまったらどうする?「上司に報告する」わずか22.9%|サイバーソリューションズ調べ
(画像=『U-NOTE』より引用)