パターンで連発

パターンがつかめて、しかも最初にトップ級のサイズを釣りきることができたのが自信となった。そこから4匹追加。最後の60cmもよく引いたが、焦らずに退くところは退き、勝負すべきところは勝負して、乗せた魚はすべて確実に釣りきった。

メバリングタックル流用でLTシーバス釣行 65cm超え頭に本命5匹
(画像=50cm級から60UPまで(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より引用)

ちなみにこの日のシーバスは、口の中にルアーが入ったやつが一尾もいない。すべて外にフッキングしている。シーバスが食うのがヘタなのはよく知られているが、今回はまた小さめで軽いルアーを使っていた。表面を割って食ってくるときに、水と一緒にルアーが動いてしまい、口の外にフッキングするのだろう。

メバリングタックル流用でLTシーバス釣行 65cm超え頭に本命5匹
(画像=フッキングも口の外の同パターン(提供:TSURINEWSライター井上海生)、『TSURINEWS』より引用)

フィネスで奏功か

乗せた魚はすべて獲り、私のシーバスの苦手意識も若干かわりそうな、実釣1時間半ほどで抜群の結果といえた。泳いでいたバチの姿を確認しても、小型で、ルアーが50mmくらいのサイズでマッチ・ザ・ベイト。ランカー級の大型を狙うならばシンペンの90mmバチ系ルアーだろうが、この日はLTでまず仕留められてよかった。

しかしシーバスがルアーに触ってきた回数はもっと多かった。ツ抜けレベルまで食わせきれなかったのは気分のせいもあるのか?スレさせないようにコースとレンジをかえて多投しすぎないようにしたが、もう少し数釣りのためのやり方がありそうだ。また80cm超の大型襲来にそなえて、ラインシステムも再考する必要がある。釣れやすいバチパターンのあいだに想定を深め、LTシーバスのバリエーションを豊かにしたい。