アジはプランクトンパターン
アジの胃袋からは、黒っぽいつぶつぶが出てきました。おそらくプランクトンでしょう。アミパターンというわけです。抱卵中でした。卵もおいしく煮付けて、いただきました。魚そのものは、ワタとゼイゴをとって塩焼きにします。
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良型はトータル5尾でも一人では危険な量
完成しました。煮付けはたいへんなボリュームになってしまったので鍋ごといきます。
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メバル4尾にアジ1尾のトータル5尾とはいえ、なんという量でしょうか。できあがったとき、「やべえ作りすぎた」と思いました。ただ、まあ一年に数度のことですし、いいだろう。
文句なく刺身が一番おいしかったです。それはもう一晩しっかりと熟成させたのですから。残念なことに、アジはあまり脂が乗っておらず、淡い味でした。実はこのアジは釣りたてほやほや。よく言われることですが、釣魚はやはり一晩寝かすのがベターなのです。
料理の手間は、2時間くらいでしょうか?正直、しんどいです。もっと上手な人ならさくさくやるのでしょうが、私はここに関して何か上達しようという気がないせいか、またいっそう面倒に感じてしまいます。しかし、持ち帰りフィッシングにすると、まあその都度の調理の手間を考えずにいえば、1釣行で1000円以上の食費を浮かせられるかもです。
よく腹八分目と言いますが、私は食いすぎて動けないときに、腹十三分目と個人的に言ったりします。この量、一緒に飲んだお酒も合わせて、ぎりぎり腹十二分目でした。十二分というと良い意味でも使われるので、今回の調理は、成功といっていいでしょう。
<井上海生/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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