竈門神社のみどころ
それでは早速、竈門神社はどんなところなのか行ってみましょう。

駐車場に到着すると早速大きい鳥居が待ち構えています。

鳥居の周りの木々は桜の木があり、桜の時期は、ピンク色の綺麗な景色が見れそうですね。ひたすら階段を上っていくと、3つ目の鳥居を潜り抜けた後に、赤い沢山の鳥居がありました。

赤い鳥居を抜けた先は、末社「式部稲荷(しきぶいなり)神社」。稲穂の守護神として「宇迦御霊神(ウカノミタマノカミ)」が仰がれており、日々の生業を守ってくれる神様が祀られています。

<御本殿>

<お札お守り授与所>
平日にも関わらず、参拝客が多い...!!社殿は1927年に建てられたもので、檜の流造に銅板葺きが大変美しい荘厳な佇まいで、もみじやシャクナゲなど緑豊かな自然の中に、静かにそして悠然と建っています。2013年、千三百五十年大祭の節目を記念し、銅板屋根の葺き替えをはじめとする改修工事が行われ、装いも美しく整えられました。
世界的なインテリアデザイナーのWonderwall片山正通氏が「百年後も愛され続ける建物」をコンセプトに手がけたものです。淡いピンクの柔らかい雰囲気と曲面を多く用いたかまどのようなデザインがとても魅力的ですね。
また新型コロナウイルス感染拡大に伴い、今は外出を自粛している方のために、郵送での御祈願受付、お守り・お札の発送をしているようです。詳しくは下記、HPからご確認ください。

<展望舞台>
お守り授与所の裏手には展望台もあります。こちらの椅子は英国出身のデザイナー、ジャスパーモリソン氏がデザインしたもの。庵治石(御影石)で制作されていますが、回転するという意外性が思わず座ってみたくなりますよね。まだ葉が色好き始めた頃でしたが、とても綺麗な眺め。夕陽が沈む景色や、夜に灯りが灯された大宰府の街が綺麗らしいですよ。
100年先も愛され続ける神社として、伝統ある歴史を守りながらも、現代のデザインで新の空間を生み出しおり、他にはない神社の魅力を感じることができました。
ファンの参拝急増中!?色鮮やかな絵馬

さて、お待たせいたしました。
今、話題になっているのが、こちらの絵馬です。その鮮やかさから『鬼滅の刃』のキャラクターを描いている人が多いことが分かります。この日、絵馬を書いていた小学生の女の子に少し話を聞いてみると、なんでも漫画の大ファンで京都から来たんだとか。また、コスプレをして参拝される方も増えているみたいです。全国各地から注目を受けていることが伺えました。
縁結びの効果ありって本当?
なんでも効果絶大との噂を絶たない、竈門神社の縁結び。実際にどんな縁結びスポットがあるのかご紹介します。

<再会の木>
神功皇后が宝満山山頂に、親しい人々との再会祈願を込め再会の木を植えたそうです。この木に向かって好きな人との再会や良縁、今後の出会いを祈ればきっと願いが叶うと信じられています。

<招霊(おがたま)の木>
招霊(おあがたま)とは「神様を招く」という意味で、竈門神社では良縁・幸福を招く霊験の木と崇められています。天宇受売命(あめのうずめのみこと)は招霊の枝を持ち帰り、神楽舞を奏でると天照大神が岩戸からでてきて明るい平和な時代がやってきたそうです。

<愛敬(あいけい)の岩>
目を閉じて歩き、無事に向こう側の岩にたどり着けば、恋が叶うといわれています。一度でできれば早く願いが叶い、他の人からの助言でたどり着いた人は周りの人の助けにより願いが叶うと言い伝えられています。

<幸福の木と縁結びこより>
恋の願いを縁結び「こより」に書き、幸福の木に結び付けることで恋が成就するといわれています。江戸時代、男性であれば社会に出て立派に身を立て一生お金に困らぬよう、女性であれば良縁に巡り合い一生幸せになれるようにと両親ともに宝満山に上り、こよりに願いをしたため、頂上付近の木に結んで祈願されたことに由来しています。

<恋守りむすびの糸>
こちらが噂になっている、お守りの糸です。糸を肌身離さず身に着けることで、恋が成就するといわれています。値段はひとつ1,500円です。

願いが叶ったら、こちらの結びの糸に納めにいくことをお忘れなく。
紅葉の名所でもある
11月14日からは、紅葉ライトアップが始まるということで、早速ライトアップ初日に行ってきました!


夜のライトアップは景色や印象がガラっと変わりますね。とても綺麗でした。
※2020年の紅葉ライトアップは11月14日(日)~29日(日)、日没から21時まで開催されていました。(現在は終了しています。)