30代〜40代になって、どんな色のスーツや私服を着ればいいのか迷ってくる人は多い。そんなときに覚えておきたいのが、パーソナルカラー診断。

「似合う色の系統を知っておけば、好印象になる」と話す、イメージコンサルタントの三宅さやかさんに男性のパーソナルカラー診断について聞いた。

目次
■メイクで顔色をごまかせない男性こそ、パーソナルカラー
■パーソナルカラーの4タイプをチェック
 ・パーソナルカラー 春(イエローベース)
 ・パーソナルカラー 夏(ブルーベース)
 ・パーソナルカラー 秋(イエローベース)
 ・パーソナルカラー 冬(ブルーベース)

■メイクで顔色をごまかせない男性こそ、パーソナルカラー

『人は見た目が9割』というベストセラーがあったように、外見は人間関係に大きな影響を与える。仕事やプライベートが充実する30代以降のビジネスマンならなおさら。そんなときに覚えておきたいのが、パーソナルカラー。ファッションやメイクに関心が高い女性には知られた方法だが、「男性にこそパーソナルカラーを活用してほしい」と三宅さん。

「パーソナルカラーとは、その人が持って生まれた肌や目、髪の色と調和することで、一人ひとりの個性や魅力を引き出す『自分に似合う色』のこと。パーソナルカラーを活用することで、色の調和が取れるため、違和感がなくなり垢抜けて好感度も高くなります。また、肌や髪に透明感が出せることで清潔感も感じやすくなります。それゆえ、メイクをしない男性にこそパーソナルカラーを味方につけてほしいですね」

実際、アメリカの大統領や経営者など、人前に出る仕事に就いている人は必ずイメージコンサルタントをつけて、パーソナルカラーに沿って自分の見た目を仕上げているそう。もちろんビジネスマンにも重要になってくる。

「色が人に与える影響はとても大きく、イメージを左右します。また、個人の外見だけではなく、企業の商品やコンセプト、コーポレートカラーなど、ブランディングイメージも選ぶものにより好印象に演出することができます。ぜひともパーソナルカラーをうまく活用して個人や企業のブランディングにも役立ててください」

パーソナルカラーは、春・夏・秋・冬の4タイプに分けることができる。次からその特徴をチェックしてみよう。

■パーソナルカラーの4タイプをチェック

実は30〜40代の男性こそ知るべき! パーソナルカラーで外見をトータルで好印象に
(画像=パーソナルカラー4タイプの似合う色、『男の隠れ家デジタル』より引用)

4つのパーソナルカラーそれぞれの似合う色のイメージはこちら。だいたいのトーンを確認したうえで、それぞれの特徴をおさえておこう。

パーソナルカラー 春(イエローベース)

・春タイプの特徴
黄色がかった明るく軽快なトーンの色合いが似合う。肌の色は、やや黄色がかったアイボリー系で、少しピンクがかっている。瞳の色は、少し茶色っぽく輝きがあるのが特徴。髪の色も少しブラウンがかっていて、細くて柔らかくつやのある人が多い。

・春タイプの芸能人
田中圭さん
坂口健太郎さん
千葉雄大さん
山下智久さん
手越祐也さん

パーソナルカラー 夏(ブルーベース)

・夏タイプの特徴
青色がかった涼しげで淡いトーンの色合いが似合う。肌の色は、明るくピンクがかっている。色白の人が多い。瞳の色は、グレーっぽい色やソフトな黒。髪の色も赤みのあるブラウンやグレーっぽい黒。細くてさらさらした髪質をしている。

・夏タイプの芸能人
福山雅治さん
綾野剛さん
二宮和也さん
児島一哉さん(アンジャッシュ)
田中樹さん

パーソナルカラー 秋(イエローベース)

・秋タイプの特徴
黄色がかって落ち着いた深いトーンの色合いが似合う。肌の色は、オークル系の色合いでマットな質感。瞳の色は、ダークブラウン。髪の色はやや茶色がかっており、コシがあってハリのある質感。

・秋タイプの芸能人
木村拓哉さん
大野智さん
松坂桃李さん
平井堅さん
斎藤工さん
山崎育三郎さん

パーソナルカラー 冬(ブルーベース)

・冬タイプの特徴
青色がかって落ち着いた深いトーンの色合いが似合う。肌の色は、黄みや血色感のない肌色で、色白の人はピンクみがあり、地黒の人はローズ系の褐色。瞳の色は、黒で白目の部分は青みを帯びている。髪の色はや黒々としていてコシがあってしっかりしている。

・冬タイプの芸能人
松本潤さん
高橋一生さん
小栗旬さん
ディーン・フジオカさん
長谷川博己さん
窪田正孝さん