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家に帰りたくない気持ちが加速すると帰宅拒否症になる危険も
家に帰りたくない時はどう過ごす?時間の潰し方を紹介
家に帰りたくない気持ちが加速すると帰宅拒否症になる危険も

人や環境によって理由も心理も様々ですが、こうした気持ちになる事で家に帰りたくない、と思うのは事実なのです。帰らないという選択を取っても良いかもしれませんが、それが加速すると「帰宅拒否症」になってしまう危険性もあります。
帰宅拒否症とは?

聞き慣れない単語かもしれませんが、帰宅拒否症というのは家に居ても安心したり気を落ち着かせる事ができず、自分の居場所がないと感じてしまい、真っすぐに家へ帰ることが無くなっていってしまいます。
外で楽しい時間を過ごしたり、喧嘩をして帰りたくない、というのとは違い、帰りたくないというよりは「帰れない」と言った方が正しいです。仕事が終わっても必要なく残業をしたり、店で飲んだりと、とにかくすぐに家に帰る事はありません。
それどころか、仕事の終業の時間が近づいていくごとに気が重くなっていき、頭痛などの不調まで出始めます。この、帰りたくないよりも帰れなくなる、というのが、帰宅拒否症の危ない点なのです。
夫を帰宅拒否症にしてしまう妻の特徴は?

夫が働いていて、妻が主婦をしている、という家庭であった場合、夫を帰宅拒否症にさせてしまうのは妻の言動が問題になっている可能性が高いです。基本的には、仕事が終われば家に帰りたくなる、というのが一般的な考えの流れです。
しかし、妻が食事や着る服、休日の過ごし方に至るまであれこれと指示を出して来たりすると、夫としては鬱陶しく感じる事でしょう。また「家事育児を手伝わない」「誰々さんの夫は~」というように、聞きたくない愚痴を聞かされる家には帰りたくなくなります。

子どもがいる場合には、妻と子供とがずっと一緒に居て関係性が深くなり、対して夫と子供の関係が浅くなってしまったり、妻の関心が子供にばかり行ってしまう家庭の場合、疎外感を感じることになります。
妻が完璧主義的な考え方をしている場合も危険性があります。そういった考えの人は「家事も何もかも完ぺきにこなしているのだから、相応に見返りを求めたり、同レベルの仕事、もしくは家事をするべき」という考えを押し付けたりするのです。
基本的に、帰宅拒否症になってしまうのは夫婦間の考え方がすれ違っていたり、コミュニケーションの不和の問題が根本にあります。一緒に居る事自体が、更に不和を招きかねない状況という訳です。
女性も帰宅拒否症になることがある

働いている男性だけではなく、女性も同じように帰宅拒否症に陥る事があります。女性が働いていて、基本的に家でも家事をしているという家庭だと起こりやすく、残業で家に帰るのが遅くなってしまう時があったとします。

それ自体には全く問題は無いものの、普段通り食事を作ってもらおうとしてくるとなると問題が起きます。普段やっているとはいえ、残業で疲弊している状態なのに平然と家事をさせようとしてくるのは、非常にストレスがたまるのです。
それゆえに、終業の時間になって家事をしなければ、と思った時、家に帰ってもまた自分ばかりがするのかと思うと、つい要らぬ残業をするようになったりするのです。やはり、ここでも夫婦間のコミュニケーションが問題になっています。
家に帰りたくない時はどう過ごす?時間の潰し方を紹介

理由や原因は人それぞれで違っていても「家に帰りたくない」と感じる気持ちは皆同じです。しかし現状やる事も無く、どうしたものか分からない事でしょう。そんな場合に時間を潰せる方法はいくつかあります。
時間の潰し方①書店で雑誌や本を眺める

家に帰りたくはないけれど、何をして時間を潰せばよいか分からない場合には、まず書店に寄って雑誌や書籍を眺める事をお勧めします。駅前やステーション内などに本屋は普通にありますから、仕事の帰りにも寄りやすいでしょう。
当然ながら様々な本や雑誌がありますから、自分の興味のあるものもある筈です。それを眺めていれば、時間は間違いなくつぶす事が出来ますし、何かしら新しい発見や興味を持てる事が見つかるかもしれません。
時間の潰し方②カフェなどの飲食店に入る

続いて、カフェや喫茶店などの飲食店に入る方法があります。実際に仕事が終わってからずっとカフェに入っていて、ゲームをして気持ちを落ち着かせたり、静かな所でのんびりする時間を確保する、といった目的で利用している方も居るのです。
書店と似たような理由で、漫画喫茶などを利用して見ても良いでしょう。漫画を読んだりインターネットで好き放題していれば、数時間程度であれば確実にすぐにつぶす事が出来ます。翌日の予定次第では、そのまま泊っていく手段も視野に入ってきます。
時間の潰し方③銭湯に行く

スーパー銭湯、サウナなどに足を運ぶのも有効です。働いている場合、気づかないうちに体に疲労がたまっている事は誰にでもあります。スーパー銭湯であれば家ではできないリラクゼーションを丸々と利用できますので、疲れを取るのにぴったりです。
スーパー銭湯であればサウナなどの各種施設も揃っているでしょうから、そこに行くだけで大体は事足りるでしょう。主婦をされていて普段家に籠る事が多い、と言う方であっても、リフレッシュの手段として同じく推奨できます。
時間の潰し方④映画を見る

仕事が早めに終わったけれど、すぐに帰るのも嫌なので何かしたい、と言うのならば、映画鑑賞があります。前々から気になっていた作品があるのならばこの機会に鑑賞しても良いですし、立ち寄って何か目に留まったものを気の向くままに観ても良いでしょう。
映画の内容がとても感動的であったり、非常に印象に残るものであれば、自分の気持ちもそれ相応に動くものです。そういった体験は精神的なリフレッシュにつながりますから、時間を潰すだけではなく気分転換の手段としても有効です。
時間の潰し方⑤遠回りして帰宅する

どこかへ寄ったりするのではなく、遠回りをして帰宅をする、という方法もあります。実はこれが実際に家に帰りたくない時に最も多く取られている方法であり、遠回りをするなどして数時間ほどの時間、一人で居られる時を確保するのです。