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観光特急「あをによし」の乗車レポート
観光特急「あをによし」景色を楽しむならどちらの座席?
観光特急「あをによし」の乗車レポート
今回乗車したのは試乗会。京都駅から近鉄奈良駅を経由して大阪難波駅までの区間。京都駅に入線した「あをによし」。

このエンブレム。めちゃくちゃ素敵です。

そして天平文様が素晴らしい。さぁ4号車に乗車します。

車内へと続く入口。この先、どのような車内になっているのか期待の一瞬です。

外装はシックなデザインだけに、車内に入ると「あれ?とても明るい」というのが第一印象です。緑色のシートは初めて見ました。

座席横には木材で作られた座席番号が付けられています。細部までこだわりが施されています。

座席のヘッドカバーには「あをによし」のエンブレムが添えられています。

シートの座り心地ですが、「座った人を包み込む」ような特別デザインです。家具メーカーによる特注デザインです。

天井は明るい天平文様がデザインされています。荷物棚が設置されているのですが、木材で作られていて、それでいて邪魔に感じさせない造りになっています。

天井の照明まで天平文様の宝物をモチーフとしたものです。

テーブルの下部にさりげなくコンセントがありました。

今の時代、コンセントはあると便利、なくてはならないものになりつつあるので、とても助かります。

特急列車のなごりか荷物置き場が多用されていました。

車内ではFree Wi-Fiが利用可能。当然、抗ウイルス加工、抗菌加工がされていますし、車内の空気も自動で入れ替えられています。

運転席からの景色を眺めに行きました。このような偏光ガラスになっていて、写真撮影するとレトロな出来上がりになりました。

2号車の販売カウンターには専属のアテンダントがいらっしゃり、オリジナルグッズの説明をしてくれました。

試乗会特別販売の販売リストです。車内でしか購入できないオリジナルグッズですが、とても良心的な価格設定でした(笑)。

ハイ、買ってしまいました。「あをによし」のフェイスタオル。1,000円(税込)

「あをによし」のキーホルダー。800円(税込)

裏面の"2022年4月29日運行開始"の刻印が将来的になくなるので、今のうちに購入しておきましょう!

「あをによし」の記念乗車証は販売カウンターでいただけます。こちらも必ずゲットしておきましょう!

2号車のサロンシートの通路です。通路にアーチを取り入れるのも珍しいですね。

3~4人の仲間が揃えばサロンシートがおすすめです。とても開放的な空間で列車の中とは思えません。サロンシートは定員12名(4人×3組)しかないので早めに、いくつかの候補を考えてから予約することをおすすめします。

乗車車両の位置にからくりがあります。大阪難波駅から近鉄奈良駅を経由して京都駅へ向かう便、そして京都駅から近鉄奈良駅を経由して大阪難波駅へ向かう便は、近鉄奈良駅で進行方向が逆になります。なので、難波・京都方面が左側に記載されているのです。

洗面台は陶器を使っています。中も明るく使いやすい構造になっています。

1号車のトイレ。最新のトイレに入れ替わっています。

3号車の多目的トイレの入口。大きなドアが特徴です。

トイレは誰でも使えるよう多目的になっています。


京都駅を出発してほとなくするとのどかな風景が続きます。

近鉄奈良駅到着前には平城宮跡を見ることができます。

大阪難波駅に到着。なんだなんだと注目の的になってしまいました(笑)。

観光特急「あをによし」景色を楽しむならどちらの座席?
僕個人的なおすすめですが、ツインシートだとC・D席をおすすめします。景色が良いから座席が外側を向いているのだと思います。その証拠にサロンシートはC・D側の方向に座席が向いています。大阪難波駅⇔京都駅間を通しで乗ると理由が分かりますよ!