Amazonエコシステムとの親和性が快適、デスクから応答できる利点

さらにVideo Doorbell 4はAmazonのスマートスピーカー「Echo」シリーズとも連携できるのが便利だ。元々別会社だったからか、あえてそうしているのかはわからないが、一般的なデバイスと同じくスキルをインストールして初期設定しないと使えないのはやや不便。しかし一度設定してしまえば任意のエコーにアラートが表示され応答できるようになる。ベッドの脇やデスク上にEcho showシリーズを置いている人は多いと思うので、ここで玄関の応答ができるようになるのは大きなメリットと言える。

従来のドアホンと何が違う? Amazonの「Ring Video Doorbell 4」が大本命と言える理由
(画像=専用端末を買い増さなくてもAmazonエコシステムを使っていればいろいろな場所で応答できるようになる。
ベッドからインターホンに応答できるのは便利だ、『BCN+R』より引用)

また、キッチンにEcho Show 10、リビングにEcho Show 15を増設すれば家中どこからでも応答でき、かつスマート化も進められる。筆者の場合はリビングにEcho Show 15を増設し、普段はデスク上のEcho Show 5で応答しているが、いずれのデバイスにも来客がスムーズに表示されるので誰が来たのかわかってとても便利に使えている。

従来のドアホンと何が違う? Amazonの「Ring Video Doorbell 4」が大本命と言える理由
(画像=キッチンに回転式のEcho Show 10を設置すれば料理中でも応答がスムーズ、『BCN+R』より引用)
従来のドアホンと何が違う? Amazonの「Ring Video Doorbell 4」が大本命と言える理由
(画像=筆者宅では元々ドアホンがあった場所に
Echo Show 15を設置しているので電源コードの露出もない。
フレームカラーはブラックしか無いので、DIYで白にカスタマイズしている
(※電源の変換には有資格者による工事が必要)、『BCN+R』より引用)

防犯用途の機能も充実、しかし課題もちらほら

防犯用途においてもVideo Doorbell 4は優秀だ。人が通ったのを感知して自動で録画、通知してくれるので置き配を使っている場合なども安心できる。筆者のように小さい子供がいる場合は不審者がいないかなども気になるだろう。プライバシーやモーション検知ゾーンも設定可能なので隣家に配慮しながら適切な防犯性能に設定できるのが良い。

ただ完璧かというと気になる点もある。ケースバイケースだが、筆者の環境では接続が不安定になることがあった。多くの場合再起動すれば遅延なくつながるように戻ったが、この辺りの安定性はもう少し上げてほしい。また、カラーは変えられるもののデザイン性という意味ではNest Doorbellに負けている感もあるので新製品には期待したい。

従来のドアホンと何が違う? Amazonの「Ring Video Doorbell 4」が大本命と言える理由
(画像=今後登場するであろうRing製品の数々、拡張性を考えると2022年現在、
自宅のスマート化Amazonエコシステムを選択するのが良いかもしれない、『BCN+R』より引用)

ドアホンの交換となると多くの読者はとても面倒に感じるかもしれない。しかしVideo Doorbell 4は非常に簡単に交換でき、今後の拡張性もある。重い腰を上げて交換するだけの価値は十分にあると断言しておく。(ROSETTA・木村ヒデノリ)

提供元・BCN+R

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