エサ取り多くさしエサをコーンに

釣り座の船着きから正面に向けて第1投!開始時刻は午前6時半過ぎで、定らない変則的な朝の風が吹き付けるも、さほど釣りに影響はないので、ウキウキ気分だ。ただ、この磯は8年ほど前に一度サオを出したことがあるが、余り記憶に残っていない。遠くの対岸に見える風景を目安に、ポイントの山立てしながら仕掛けの手返しをした。

スタートのさしエサは生オキアミだが、流石にオキアミは無理な模様で、ウキにアタリも出ずにエサ取りに瞬殺される。さしエサがない状態で仕掛けを流している時間が無駄なので、さしエサをコーンにかえる。

チヌバリ2号にまずは2粒から刺して、これでコーンが取られれば3粒、仮にまたコーンが取られるならチヌバリを3号にかえてコーン4粒にするつもりで仕掛けを投入したら、コーン2粒で十分仕掛けが通り、さしエサのコーンがしっかりとハリに残ったので楽勝である。暫くはコーンのさしエサ中心で釣りを続けることにした。

キレイなウキ入れあるも空振り

ウキの周りはボラで大賑わいで、少し仕掛けが馴染むまでに時間を要するが、5B負荷の仕掛けにしたのも、そのためでもある。B負荷以下の軽めの仕掛けだと大量にわいたボラだと対処しづらく、目的のタナまで中々仕掛けを送り込めない上に、最悪ボラがスレ掛かりする場合がある。

わいたボラとともに仕掛けは釣り座右手にゆっくりと流れる潮で、開始から30分ほどしてから綺麗なウキ入れがあった。完全にウキが消し込んでからアワせたが空振り……。フグではない模様だが、イソベラなどのエサ取りなのか?