シュノーケルは、海中の生き物を肉眼で観察するアクティビティで使うアイテムで、正しいシュノーケルを使い方を理解していないとシュノーケリング中でのトラブルの原因になりかねません。今回はシュノーケルの使い方や安全に楽しむための注意点、呼吸のコツをご紹介します。

目次
シュノーケルについて
安全に楽しむための基本的な使い方

シュノーケルについて

シュノーケリングをするときに使うアイテム

初めてのシュノーケル使い方講座!安全に楽しむための装着方法や呼吸のコツも解説!
(画像=出典:unsplash.com、『暮らし〜の』より引用)

シュノーケルはマスクやフィン、ベストとと共に使われる、シュノーケリングというウォータースポーツで呼吸をするための道具です。

シュノーケリングはライセンスが無くても手軽に海の中を覗くことができ、大人から子供まで誰でも楽しめます。プカリと浮かぶだけでも海は気持ちいいですが、海中では水族館とは違った自然な生き物たちの姿を見ることができるでしょう。

シュノーケリングとダイビングの違い

どちらもマスクやフィンを付けて海の中を探検するものですが、ダイビングにはライセンスが必要です。素潜りに近いシュノーケリングと違って呼吸をするための酸素ボンベを背負って潜るもので、スキューバダイビングとも呼ばれています。

ダイビングはボンベの空気を使って呼吸ができるので、シュノーケリングよりも長い時間海の中を楽しむことが可能です。ですので、シュノーケリングとは一味違った海の世界を楽しむことができるでしょう。

シュノーケリングとフリーダイビングの違い

初めてのシュノーケル使い方講座!安全に楽しむための装着方法や呼吸のコツも解説!
(画像=出典:unsplash.com、『暮らし〜の』より引用)

ライセンスが無くてもできるアクティビティにはフリーダイビングや、スキンダイビングというものもあります。シュノーケリングより深いところに潜りますが、ダイビングのようにボンベは背負わずに長時間息を止める形なので素潜りの技術が必要です。

フリーダイビングなどはシュノーケリングと違い、浮力を得るためのベストやジャケットは着用しません。そのため、万が一の事故を防ぐためにサポートや監視体制の整ったところで行う必要があります。

シュノーケリングができる場所

シュノーケリングには、できる場所とできない場所があります。特に遊泳禁止になっている場所では絶対にしないでください。船の航路や漁業場所になっていたり潮流が速い場所もあり、海では危険と隣り合わせです。

また、1人で行うのは危険なので必ず2人以上でチームを組んで常にお互いを確認し合い、気付いたらいないということがないよう注意しましょう。今回は、安全に楽しむためのシュノーケルの基本的な使い方を紹介します。

安全に楽しむための基本的な使い方

海中を見るためのマスクの基本的な使い方

初めてのシュノーケル使い方講座!安全に楽しむための装着方法や呼吸のコツも解説!
(画像=出典:unsplash.com、『暮らし〜の』より引用)

水中を見るためのマスクには、大人用と子供用があります。顔の大きさには個人差があり子供の場合は10歳前後でサイズが変わることが多いので、大人用のほうが合う子と子供用のほうが合う子がいまので注意してください。

子供に無理に大人用のサイズをつけさせると、マスクの中に水が侵入したり溺れる原因になるので危険です。また、マスクは素材によって付け心地が変わるので、自分に合ったマスクを選ぶのが一番の正しい使い方となっています。

マスクのお手入れについて
・新品のマスクは製造過程でつくコーティング剤などの影響で曇りやすい状態なので、使う前に洗っておきましょう
・日焼け止めが付着すると曇る原因になるので、定期的にクレンザーや研磨剤入りの歯磨き粉でレンズの内側を洗いましょう

呼吸をするためのシュノーケルの使い方

シュノーケルによく使用されている素材には塩ビ製やエラストマー製がありますが、ゴム独特の味や臭いがします。一方、ゴムの味や臭いが少ないシリコン製のものは熱などにも強く、長持ちしやすいのでおすすめです。

また、どんなに正しい使い方をしていても波のせいで給気部分から海水が入ってきてしまうのは避けられません。そのため、波除けが付いているものならより安心してシュノーケリングを楽しむことができるでしょう。

海中を進むためのフィンの使い方

初めてのシュノーケル使い方講座!安全に楽しむための装着方法や呼吸のコツも解説!
(画像=出典:unsplash.com、『暮らし〜の』より引用)

潮の流れが早いところではフィンがないと陸に戻れません。安全のために必ず着用しましょう。シュノーケリングの際は、ストラップタイプのフィンがおすすめです。ストラップタイプだとマリンシューズと一緒に履くことができます。

間違った使い方としてバタ足の様な動きをしたり、膝を曲げすぎたキックがありますが、これでは水をうまく捉えることができません。太ももから脚全体をしならせることを意識して動かすようにしましょう。

フィンを履くときの注意点
・水辺から離れたところで履くと移動するときに転倒しやすく危険です
・フィンは浅瀬や水辺のすぐ手前で履くようにしましょう
・ストラップ付きの場合は、ストラップをしっかり止めましょう

ベストやライフジャケットは絶対着用する

ベストやライフジャケットは、安全に楽しむために必要なアイテムです。万が一溺れても、ベストを着ていれば助かる確率が格段に上がります。潮流が速いところに嵌まったり、突然足がつってしまっても身体を浮かせることが可能です。

子供はもちろん、大人も着用しましょう。ベストやライフジャケットは身体に密着させることでその効力を最大限に発揮してくれるので、ゆとりができないようにしっかり装着するのが正しい使い方です。