裏ワザ
3枚におろしたタバメは皮を剥ぎ、フィレ(背開き)の状態にする。次に腹骨と中骨を取り、サク取りにする。
ここで裏ワザ。サク取りしたものは真ん中から包丁を入れる。真ん中から上は身が軟らかいので、「漬け」などの料理に。刺し身で使うのは尾っぽ側の身。この部分は時間が経っても身がしっかりしていて、刺し身に向いている。
サク取り後
刺し身にする準備ができたら、6~7mm幅に斜め切りにする。これを皿に盛ればできあがり。ワサビじょう油でいただくと、コリコリした食感と、脂がのったうまみが口に広がる。
余った分は
余った分は漬けや昆布締めにすると、生食で一週間。酢漬けだと二週間ほど持つ。いずれも食感を保つ方法だ。さらに余った場合はフライやソテーといった加熱した調理にする。淡白な魚だけに、いろいろな味に変身する。
<松田正記/TSURINEWSライター>
提供元・TSURINEWS
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