昔から小学校にはヤバすぎる謎ルールが存在するが、それは今も変わらない。この記事では、令和の小学生や保護者が問題視する謎ルールを5つ紹介する。
1 学校で習っていない漢字の使用はNG
小学校の謎ルールの一つが「学校で習っていない漢字の使用はNG」だ。児童が氏名を書く際にもそのルールが適用される
たとえば児童名が「山田一郎」の場合、「山」「田」「一」は小1で、「郎」は中学校で習う。そのため、児童は卒業まで自分の氏名を「山田一ろう」と書かねばならない。
「自己流で覚えると書き順を間違える」などの理由から、そのルールが存在するらしい。
しかし、役所に届けた氏名と異なる表記で書くルールは明らかにおかしい。柔軟な対応を学校に求めたいところだ。
2 習っていない公式の使用はNG
「習っていない公式の使用はNG」も謎ルールの一つだ。
今は小学校から塾に通う子どもが多い。塾の授業は学校の授業より進んでおり、学校ではまだ習わない公式も教える。
しかし、それを嫌う小学校は多い。塾に通う児童とそれ以外の児童との間に教育格差が生じやすいからだ。
そのような小学校の考えにも一理ある。しかし、そのルールは塾に通う児童の学ぶ意欲をそぐ恐れもあるので、学校は柔軟に対応する必要がある。
3 キャラクター文房具はNG
文房具に関する謎ルールがある小学校も多い。その一つが「キャラクター文房具はNG」だ。
多くの小学校では「勉強の妨げになる」をその理由に挙げている。
しかし、キャラクター文房具が勉強への意欲を上げるきっかけになる場合もある。それを考えれば、児童を謎ルールで厳しく管理するのが正しいとはいえないだろう。
4 白以外の下着はNG
「白以外の下着はNG」の謎ルールがいまだに残る小学校は多い。
「白の下着=清潔」のイメージからそのルールができたようだが、白の下着はトップス越しに透けて見えるデメリットがある。それが原因で児童が性被害に遭うリスクも十分考えられる。
小学校はこのルールを撤廃すべきだろう。
5 男女同室で着替え
低学年の児童が体育の授業前後に男女同室で着替える謎ルールもある。
小学校低学年で思春期の兆候が表れる女子児童や男子児童は少なくない。そのような児童が男女同室で着替えをすることは、本人にも周囲にもデメリットしかない。
謎ルールは教師の負担を増やすルール
以上で挙げた謎ルールは、児童や保護者との関係を悪化させて教師の負担を増やすルールだと言える。小学校はまずそのことを認識し、謎ルールの撤廃や改良を行ってほしい。
文・大岩楓
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