スタディンググラスの作り方

具体的に、どのようにスタディンググラスを作るか、ご説明しましょう。

  1. 椅子に、正しい姿勢で(背筋をまっすぐにして)座る
  2. 目から机までの距離をメジャーで測る(首を曲げないよう注意する)
  3. 眼鏡店へ、試験問題を持参し検眼してもらう
  4. 検眼時に、持参した「試験問題」が「測った距離」でピントが合うか確認する

距離を測るのは、自宅や予備校など勉強する場所が良いでしょう。また、持参する試験問題は、模試ではなく、実際の試験問題(過去問)にしましょう。模試だと、文字サイズが異なることがあります。

眼鏡店では、何枚かレンズを重ねて検眼します。その段階で、店のテーブルに試験問題を置かせてもらい、正しい姿勢で座って、ピントが合うか確認しましょう。自宅か試験会場でしか使わないので、フレームにこだわる必要はありません。その方が、安価で済みます。私は7千円程度で作ることができました。また、検眼に時間がかかるので、なるべく空いている時間帯に行くことをおすすめします。

スタディンググラスの慣らし運転

購入したスタディンググラスは、学校や図書館・フードコートなど、自宅以外の場所でも試しましょう。万一、ピントが合わない場合は、もう一つ作っても良いと思います。

私は二つ作りました。個人差がありますが、日によって視力は変わります。二つあれば、試験当日の眼の調子に合わせられますし、試験会場の机の高さが想定と異なっても、対応しやすくなります。