日本の多くの河川に生息している身近な魚代表の「鯉」。実はヨーロッパでは同魚を狙う『カープフィッシング』がとても盛んなことを知っていましたか?その人気は世界大会が開かれるほど。今回は、ヨーロピアンカープフィッシングの魅力と特徴を紹介していきましょう。
目次
ヨーロピアンカープフィッシング
日本古来より馴染み深い魚「鯉」。食用から観賞用、そして釣りのターゲットとして親しまれてきました。主に日本ではウキ釣りや吸い込み釣りのイメージが強い鯉釣りですが、近年ではヨーロピアンカープフィッシングが人気となっています。
ヨーロッパではメジャー
ヨーロピアンカープフィッシングは名前の通りヨーロッパ発祥の鯉釣りです。向こうではメジャーフィッシングとして人気を博しており専門メーカーも多く、世界大会も開催されております。
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(画像=『TSURINEWS』より 引用)
釣り方
基本的にはぶっ込み釣りとなります。 専用の仕掛けを投入してドラグフリーでサオ立てにセットします。鯉がヒットするとラインが引き出されやり取りの開始となります。最大の特徴「ボイリー」と「ヘアリグ」
カープフィッシングにおいて最大の特徴と言えば「ボイリー」と「ヘアリグ」になります。ボイリーとは?
まずボイリー(boilie)とはその語源である「茹でる(boil)」からきてるように、エサを丸く成形して茹でた固形のエサになります。また内容物は鯉が好む栄養価の高いもので作られており、フレーバーも動物系や甘いフルーツ系など様々な種類があります。
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ボイリー(提供:TSURINEWSライター大嶋康聖)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
日本の吸い込みエサのようにダンゴを握る手間もなく手返しよくキャストをすることが可能であり、小魚にエサをとられることが少なく大型の鯉をじっくり待つことができます。
ヘアリグとは?
もう一つの特徴なのが「ヘアリグ」。
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ヘアリグ(提供:TSURINEWSライター大嶋康聖)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
こちらは写真のようにフックの結びの所から出ているヘアも呼ばれる部分にボイリーを装着します。フックとエサは離れていますが、鯉がエサを吸い込んだときにフックも一緒に吸い込まれてフッキングするシステムです。
またフックとエサが離れていることによってエサがフッキングの邪魔をしないのもこの仕掛けの特徴です。