ボトム狙いで追釣

次のポイントは水深1~3mほどで、潮色は普通。先ほどの場所ほどではないが、小イワシと小サバも確認できる。まずプラグでサーチするが、反応はない。すでに時間には11時前。通常キジハタは沈み、ボトムを攻めた方が結果を得られる時間帯なので、10gシンカーの固定テキサスリグで広く探っていく。

スローな釣りなので1投に時間はかかるが、ちょうど時合いなのかバイトが多く、カサゴとキジハタが相次いでヒット。

1時間ほどで20~26cmのアベレージサイズのキジハタ3匹と、カサゴ6匹、アナハゼ2匹をキャッチできた。

陸っぱりから36cmキジハタ手中 プラッギングでのヒットに満足【福井】
ボトム狙いに切り替えてワームでキジハタ(提供:週刊つりニュース中部版APC・松尾尚恭)(画像=『TSURINEWS』より 引用)

そして12時半を過ぎると、一気に反応がなくなったため納竿とした。

夏の間がハイシーズンとなるキジハタ。釣果のカギとなるのが、アジやイワシなどベイトの存在だ。これらベイトが入っているポイントは高確率で釣れるので、ポイント選びの参考にしてほしい。

<週刊つりニュース中部版APC・松尾尚恭/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年8月6日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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