キャンプに行かない時、バーナーなどの調理道具類も他のキャンプ道具と同様にしまっている人は多いことだろう。キャンプで使用するバーナーは、一般的な家庭用の卓上カセットコンロよりもはるかにコンパクトで火力も強い。自宅でも正しい使い方をすれば、かなり使える調理器具なのだ。

SOTO〝溶岩プレート〟しか勝たん!〜キャンプ道具で自宅晩酌の巻〜
(画像=『Moto Megane』より引用)

実際に我が家では溶岩プレートを使って焼き肉をしたり、小さなフライパンでスルメや干し芋を炙って食べる時にも使っている。

今回は、SOTOから発売されている「レギュレーターストーブ専用 溶岩プレート ST-3102」と、家庭用ホットプレートを使い、肉の焼き上がりの違いを確かめてみた。溶岩プレートで焼くと美味しく感じていたが、それはプラシーボ効果だったのか? 家庭焼き肉を充実させたい人も必見! 

バーナーを室内や狭い空間で使う時の注意点!
一酸化炭素は無色・無臭で、比重は空気とほぼ同じ。そのため、室内に充満しても気が付かず一酸化炭素中毒となってしまう恐れがある。締め切って換気されない室内やテント、車内での使用は厳禁。換気扇を回すなどして、換気には十分注意すること。これはキャンプ用のバーナーに限ったことではなく、家庭用の卓上カセットコンロも同様だ。
防風板の使用は熱がこもるとガス缶が加熱されると爆発の危険があるため、SOTOでは屋外であっても使用を禁止している。なお、今回は肉を焼いている時以外はガス缶が熱くならないよう適宜防風板を外し、またガス缶の加熱しすぎを防ぐため濡れ雑巾で温度を抑えるなどの対策をしていた。

SOTO〝溶岩プレート〟しか勝たん!〜キャンプ道具で自宅晩酌の巻〜
(画像=『Moto Megane』より引用)

目次
溶岩プレートとホットプレートでお肉の焼き上がりを比較!
 ・溶岩プレートで焼く前の手順
溶岩プレートVSホットプレートで実食!

溶岩プレートとホットプレートでお肉の焼き上がりを比較!

SOTO〝溶岩プレート〟しか勝たん!〜キャンプ道具で自宅晩酌の巻〜
(画像=『Moto Megane』より引用)

「溶岩プレートでお肉を焼くと本当に美味しいのか?」ということをホットプレートで焼いたお肉と比べて検証してみよう。
ホットプレートはスイッチを入れ焼き肉を焼く温度に設定すれば準備はOKだが、溶岩プレートは一手間必要。その手順を追って紹介!

溶岩プレートで焼く前の手順

STEP 1 溶岩プレートに刷毛などで油を塗布。

SOTO〝溶岩プレート〟しか勝たん!〜キャンプ道具で自宅晩酌の巻〜
(画像=『Moto Megane』より引用)

STEP 2 強火で約5分溶岩プレートを加熱。

SOTO〝溶岩プレート〟しか勝たん!〜キャンプ道具で自宅晩酌の巻〜
(画像=『Moto Megane』より引用)

STEP 3 プレートが十分に温まったら弱火にして使用。タレはつけず素焼きすること。

SOTO〝溶岩プレート〟しか勝たん!〜キャンプ道具で自宅晩酌の巻〜
(画像=『Moto Megane』より引用)

溶岩プレートVSホットプレートで実食!

SOTO〝溶岩プレート〟しか勝たん!〜キャンプ道具で自宅晩酌の巻〜
(画像=『Moto Megane』より引用)
SOTO〝溶岩プレート〟しか勝たん!〜キャンプ道具で自宅晩酌の巻〜
(画像=『Moto Megane』より引用)

豚トロ、牛カルビ、牛タンを焼いて比較した。
焼き上がりの見た目を比べてみると、溶岩プレートはお肉の表面がこんがりとしているのに対し、ホットプレートのお肉は表面にうっすらと水分が浮かんでいる。写真での見た目は、ホットプレートの方が瑞々しい印象。が、食べてみると、お肉の食感は全くの別物!!!!

SOTO〝溶岩プレート〟しか勝たん!〜キャンプ道具で自宅晩酌の巻〜
(画像=『Moto Megane』より引用)

ホットプレートで焼いたお肉は表面が固くなってしまい、食べた時の食感も噛みごたえが強い。一方、溶岩プレートで焼いたお肉は、表面はこんがりとしていて、しっかりと火が通っていながら〝ジューシー〟なのだ。
この傾向はどのお肉でも変わらず、溶岩プレートで焼いた方が圧倒的に美味しい!

これは野菜も同様で、ホットプレートで長く焼いていると野菜の水分が抜けてシナシナになってしまうが、溶岩プレートは水分がキープされているから、野菜本来の旨味を楽しめる。

まさに〝溶岩プレート〟しか勝たん!