楽天モバイルは温存してpovo2.0とデュアルSIM運用に!

ここまでの解説で、楽天モバイルからpovo2.0に乗り換え、povo2.0で完全かけ放題を利用すると、逆に通話料が高くなってしまう場合があることがお分かりいただけたと思う。では、いったいどうすればいいのか? 

まず考えられるのは、楽天モバイルは完全かけ放題のために温存しておき、月3GB以下で運用することだ。

次に、デュアルSIM運用していたもう片方のSIM(筆者の場合はドコモ回線の格安SIM)をpovo2.0に乗り換えるのである。

povo2.0は高速データ通信が可能なデータトッピングを購入しないと低速の128Kbpsとなり、メールや通話は可能だが、Webサイトの閲覧は厳しい状態になる。

もし、月3GB以上データ通信を利用したいなら、その都度、povo2.0のデータトッピングを購入すればいい。

また、あまり知られていないが、povo2.0では買い物や所定の条件をクリアすることでギガ(データ通信量)がもらえる「#ギガ活」も実施されている。

たとえば、ローソン、すき家、ドトール、日高屋、松屋、丸亀製麺といった対象店舗において、「au PAY」で税込500円以上支払うことで300MB(3日間有効)がプレゼントされるのだ(最大20GB/30日間有効)。

毎日ローソンでたばこや弁当を買う人なら、au PAYで500円以上決済するたびに300MBをもらえるので、意外とデータトッピングを買わなくて済むかもしれない。

筆者はすでに楽天モバイルからpovo2.0に乗り換えてしまったが、楽天モバイルとpovo2.0のデュアルSIM運用することで、完全かけ放題が格安で利用できるので、これはこれで快適なのかもしれない。

待った!「楽天モバイル」から「povo2.0」に乗り換えないほうがいい人の条件とは?
(画像=Image:povo.jp、『オトナライフ』より引用)
待った!「楽天モバイル」から「povo2.0」に乗り換えないほうがいい人の条件とは?
(画像=Image:povo.jp、『オトナライフ』より引用)