早々にティラピア目視

調査メインの場合は、どこかに起点を作りそこから順に見ていくといいだろう。航空写真などで事前に目星をつけるのも良い。私は事前に数カ所目星をつけ、まずはそこをバイクで見た後に、良さげな所から順に足で稼がことが多い。

今回は急遽行った釣行なので下調べしてないため、最上流からスタートした。タックルはアジングロッドにスピニングリール。ラインはPEライン0.2号。ルアーはとりあえずワームでやることにした。所々覗き込んでいるとティラピアを発見。15~20cmくらいのサイズが数匹で群れて泳いでいる。

警戒心高く苦戦

まずはサクッと1匹と思ったのも束の間。こちらを見るなりあっという間に遠くに逃げてしまった。勝手にコイのような図太い魚だと思っていたため驚いた。気を取り直して探していると、先程よりも大きい50cm近い個体を発見!大型のティラピアも人影に気づいて慌てて逃げてしまう。結構繊細な魚だ。

午前10時前から始めたが、日中ではいきなり釣るのは難しいかもしれない。魚の警戒網に触れないように、警戒範囲外の遠くからルアーを投げることにした。

身近な都市河川でルアー釣りが面白い 本命ティラピアに鯉にナマズ登場
(画像=水面まで高さがある(提供:TSURINEWSライター永井航)、『TSURINEWS』より引用)

道から水面まである程度の高さがあるため、真横から投げてもいいのかもしれないが、人の頭や竿などの道具が光の屈折で人からは見えずとも魚からは見えている。なんてこともあり得る。ティラピアを狙う際はなるべく人の気配を悟られないようにするのが肝要そうだ。