博報堂DYメディアパートナーズが発表をした「メディア定点調査2022」時系列分析によると、「携帯電話/スマートフォン」が「テレビ」を上回り、首位になったとのことです。

①メディア総接触時間は445.5分。「携帯電話/スマートフォン」が「テレビ」を上回り、首位に

メディア総接触時間は445.5分(1日あたり/週平均)。コロナ禍のメディア環境を捉え過去最高を記録した昨年からは5.4分減少したが、高止まりで推移している。「携帯電話/スマートフォン」(146.9分 昨年から7.7分増)は、今年初めて「テレビ」の接触時間(143.6分 昨年から6.4分減)を上回った。「雑誌」「タブレット端末」は微増。それ以外のメディアは減少した。メディア総接触時間の「携帯電話/スマートフォン」 のシェア(33.0%)は「テレビ」のシェア(32.2%)を上回り、全体の1/3に迫る勢い。

②テレビ受像機のインターネット接続率は51.4%と初めて過半数に達する

テレビ受像機のインターネット接続率は昨年から5.6ポイント増加し、51.4%と過半数に達した。コロナ禍で急伸した民放公式テレビポータルTVerの利用率は更に伸長し、32.0%と初めて3割を超えた。一昨年から急速に伸長した定額制動画配信サービスの利用率は47.5%。微増ながら増加傾向は継続している。生活者のテレビ視聴の自由度は高まり、コンテンツの選択肢は飛躍的に増加し、テレビ受像機の活用も益々多様化していくことが予想される。