目次
司法書士試験の合格者層
司法書士試験の試験内容・科目と合格基準

司法書士試験の合格者層

司法書士試験はどの年齢でも受けることが可能なため、幅広い年齢層が試験を受けています。

以下では、司法書士試験合格者の年齢分布を分析していきましょう。

令和3年の合格者の最低年齢は21歳で、最高年齢は77歳です。また、30代・40代が合格者の約7割を占めます。

「今から勉強始めるのは遅いのかもしれない」と不安な方も多いかも知れませんが、合格者の年齢層が高いことから、働きながら勉強している人もいることも伺えるでしょう。すき間時間を見つけてコツコツと積み上げてみてはいかがでしょうか。

参考:令和3年度司法書士試験の最終結果について

司法書士試験の試験内容・科目と合格基準

筆記試験の内容は、法務省によると以下のとおりです。

(1)憲法、民法、商法(会社法その他の商法分野に関する法令を含む。)及び刑法に関する知識
(2)不動産登記及び商業(法人)登記に関する知識(登記申請書の作成に関するものを含む。)
(3)供託並びに民事訴訟、民事執行及び民事保全に関する知識
(4)その他司法書士法第3条第1項第1号から第5号までに規定する業務を行うのに必要な知識及び能力

引用:法務省「令和4年度司法書士試験受験案内書」

憲法や民法、商法、刑法などの法律全般を勉強しないといけないため、難易度が高い試験であることがわかるのではないでしょうか。

司法書士の合格基準は、司法書士試験を受けた人の得点状況によって異なりますが、概ね60%以上の得点率を狙えば合格できます。