事故を起こさない・巻き込まれないために

参加当日のコンディションに注意

キャニオニング中の事故に要注意!大自然の中のアクティビティを楽しむためには?
(画像=Photo bymohamed_hassan、『暮らし〜の』より 引用)

事故を起こさない・巻き込まれないために注意するべき1つ目の重要な点が「キャニオニング当日の体調」に注意するという点です。当たり前のことですが、体調が優れない中でキャニオニングをすれば、事故が起きてしまう可能性は高まります。

そもそも体調が悪いとアクティビティ自体を思う存分楽しめず、せっかくのキャニオニングがしんどい記憶だけになってしまうかもしれません。そういった場合は無理せずにまた別の日に改めるようにしましょう。

  • 体調管理を万全にしよう キャニオニングに行く予定が決まっているのであれば、体調管理を怠らずに予定日に合わせてコンディションを整えるようにしましょう。十分な睡眠を取って寝不足などを避け、身体にいいものをよく食べるなどができます。

特にキャニオニング前日は早めに寝るようにしてください。寝不足の中キャニオニングをすると注意力や判断力が鈍り、やはり事故の危険性が高まります。万全の体調で臨めるよう、日頃から意識しておくことが大切なのです。

天候も考慮に入れよう

キャニオニング中の事故に要注意!大自然の中のアクティビティを楽しむためには?
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

キャニオニングは、自然の中で遊ぶアウトドアアクティビティです。沢の中に実際に自分が入り生身で下っていくという特性上、天候の影響をもろに受けます。そのため、キャニオニング当日は天候の状況をよく確認しましょう。

もし雲行きが怪しいなど天候が悪くなる可能性がある場合は取りやめるようにしてください。台風の接近時などは言わずもがなです。また、天候によるキャンセルはツアーなどに参加する場合は主催者側で判断が行われるケースもあります。

ある程度の恐怖心はむしろ安全に繋がる可能性がある

キャニオニングで事故が起こるリスクや、実際に死亡事故などが起きてしまったということを知ると、挑戦するのが怖くなってしまうという方もいらっしゃるかもしれません。その感情は、自然なものだと言えます。

むしろ、ある程度の恐怖心を持っていた方がキャニオニングの最中に油断をせずに取り組めるので、リスクを減らせる可能性すらあるでしょう。とはいえ、そこまで恐怖する必要はありません。キャニオニングは体験ツアーなどに参加すれば安心して楽しめます。

ツアーなら安心して参加できる理由を解説

①専門インストラクターがいる

キャニオニング中の事故に要注意!大自然の中のアクティビティを楽しむためには?
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

キャニオニングは、複数の業者がさまざまなスポットでツアーを組んでくれています。友人や知人だけで行うキャニオニングは確かに危険です。しかし、ツアーなどに参加すればキャニオニングの専門家やインストラクターがいるので、安心して挑戦できます。

状況やコースに応じた的確な指示やアドバイスをしてくれるので、初心者の方でも安心して参加できます。レスキュー関係の専門知識などを持っており、何かが起きてしまっても迅速・適切に対処を行ってくれるので安心です。

②装備類のレンタル

ツアーに参加すれば、キャニオニングに際して必要となってくる装備類をレンタル可能です。生身で沢を下っていくので、身体を保護する装備類は必要不可欠と言えます。怪我などを防ぐためにも大切ですが、一から自分で揃えるのは手間・費用がかかります。その点、ツアーに参加すれば装備類を自分で調達する必要がないので楽、かつ安全です。

③中止判断をしてくれる

キャニオニング中の事故に要注意!大自然の中のアクティビティを楽しむためには?
(画像=Photo by Giuseppe Milo (pixael.com)、『暮らし〜の』より 引用)

山の天気のことや沢の増水などの危険性を日常で感じることが少ない生活を送っている場合、自分で中止の判断を下すのは難しいかもしれません。しかし、本記事でも少しだけ触れましたが、ツアー業者は当日に天候の状況により中止などを決定する場合があります。

いきなり中止になるのは残念にも感じるかもしれませんが、仕方のない事です。大抵の場合業者側からのキャンセルの場合キャンセル料などは発生しないのでご安心ください。