渓流や沢を生身で下っていく独特のアクティビティ・キャニオニング。事故のリスクなどが気にある方もいらっしゃるかもしれません。本記事では、キャニオニングの事故リスクを減らすために必要なことを紹介しています。安全に楽しむ方法をぜひご確認ください。
Contents
キャニオニングの際は事故に注意しよう
アクティビティの危険性
事故を起こさない・巻き込まれないために
ツアーなら安心して参加できる理由を解説
事故を避けながらキャニオニングを楽しもう
キャニオニングの際は事故に注意しよう
その身1つで沢を下るキャニオニング
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特別な器具や乗り物などは使わず、自分の身体そのもので沢を下っていくキャニオニング。天然のウォータースライダーとも呼ばれ、まさに「身体全身で楽しむ」アウトドアアクティビティの1つです。
滝つぼへのダイブなど爽快感あふれる自然が生み出したギミックも満載で、スポットによって全く異なる表情を楽しめるという魅力もあります。冷たい川の水を身体で感じながら滑り落ちていく独特の感覚に病みつきになってしまう方も多いでしょう。
事故の危険性などもあるので注意が必要
そんな魅力的なアクティビティであるキャニオニングですが、危険性がないわけではありません。身体そのもので沢を下っていくという特性上、事故の可能性なども考えられることは頭に留めておきましょう。
そこで本記事では、キャニオニング中の事故に関してさまざまな角度から注目いたします。どういった事故が起こる可能性があるのか、どういった対策でその可能性を減らせるのか、場合によっては参加を取りやめるべき時もあることなどをチェックしていきましょう。
アクティビティの危険性
移動時に転倒・転落する可能性がある
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キャニオニングは、実際に沢に入るスポットまで自力で移動をする必要があります。基本的に山・渓流を歩くことになるので、足場が岩などでゴツゴツとしていて不安定なことも全く珍しくありません。
そのため、実際にキャニオニングをスタートしていない状況でも注意をする必要があります。不安定な足場で転倒・転落をしないよう細心の注意を払いながら移動しましょう。
滝つぼなどは要注意!死亡事故が起きたことも
実際に起きてしまったキャニオニング時の事故事例として、滝つぼに転落して浮上できずに死亡してしまったという悲しいことが起きてしまったことがあります。キャニオニングでの死亡事故は頻繁ではないものの、稀に起きているのが現実です。
そのため、仮に何度も通っていて慣れていたとしても常に「リスク」を意識しながら、無茶な行動はしないようにしましょう。死にこそせずとも深刻な怪我などを負ってしまう可能性もあります。
- 飛び込みは無理をしない
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滝つぼへの飛び込みで死亡した事故が起きたこともあります。滝つぼダイブとも呼ばれる飛び込みはキャニオニングの大きな魅力の1つですが、危険性もあることを理解しておきましょう。飛び込むのが怖い場合は無理をせず、「飛び込まない」選択をしてください。
飛び込みをする直前で躊躇し、バランスを崩して落下・事故になるという最悪のケースも考えられます。自分の気持ちに素直になるのも大切なのです。