古くから湯治場として日本人に愛されてきた別府。世界には10種類の泉質があると言われているが、別府ではそのうち7種もの泉質が楽しめるため、温泉好きにはたまらないスポットだ。

今回は、日本一の源泉数と湧出量を誇る別府温泉の中でも、周囲の自然を一身に味わえる秘湯「鶴の湯」について紹介する。

一人旅やワーケーションなどを行う際は、ぜひ候補の一つとして別府を検討してみてほしい。

●鶴の湯は明礬エリアにある温泉

いつか行きたい別府の秘湯! 【鶴の湯】はちょっと怖いけど開放感がバツグン
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

ひと口に「別府温泉」と言っても、北浜や鉄輪、明礬などいくつかのエリアに分かれている。

今回紹介する「鶴の湯」は、硫黄の香りが漂う明礬エリア・鶴見にある。JR「別府駅」から車で20分ほどの場所に位置し、24時間利用できる。

ただ、道中で鶴見霊園という墓地を通る必要があるため、お化けが苦手な人は日中に行くことをおすすめする。

このほか、近くには標高1374mの活火山「鶴見岳」があり、登山や日の出が楽しめるため、観光やアクティビティを満喫しても良いだろう。

●霊園を抜けると秘湯があった

いつか行きたい別府の秘湯! 【鶴の湯】はちょっと怖いけど開放感がバツグン
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

霊園の側道を進むと、「Uターン場所にて駐車禁止」と書かれた土管が見えてくる。そこからは車で入れないため、徒歩での移動となる。地元の常連客の中にはバイクで奥へと進む人もおり、ツーリングの立ち寄り場所としても利用できそうだ。

周辺の景色を楽しみながら歩くこと約10分。硫黄の香りが段々と強くなり、立ち上る湯気が視界に入ってくる。鶴の湯に到着だ。