【木村ヒデノリのTech Magic #110】 続いていた雨の日も終わって気温が上がり、絶好のキャンプシーズン到来だ。真夏になるとさすがに平地ではしんどくなるので梅雨に入る前に行っておきたい、という読者が多いと思うが、今年は真夏でも快適にキャンプができるかもしれない。

EcoFlowは独自の研究開発による最新鋭のポータブル電源に定評のある企業。DJI出身のメンバーが集まり「クリーンな電力へ、誰でも簡単にアクセスできる社会」をコンセプトに事業展開している。このバッテリのエキスパートが大きな電力消費を伴うポータブルエアコンをリリースしたということには大きな意味がある。

ポータブルエアコン「EcoFlow Wave」の完成度が高すぎる! パワーだけじゃない真夏のキャンプにも推せる理由
(画像=デザイン製も高いEcoFlow Waveはキャンプ場でも目立つこと間違いなし、『BCN+R』より引用)
ポータブルエアコン「EcoFlow Wave」の完成度が高すぎる! パワーだけじゃない真夏のキャンプにも推せる理由
(画像=本体操作はシンプルで、すぐに把握することができる。近くにいなくても残り稼働時間がアプリでわかるのも便利、『BCN+R』より引用)
ポータブルエアコン「EcoFlow Wave」の完成度が高すぎる! パワーだけじゃない真夏のキャンプにも推せる理由
(画像=価格は本体のみで16万9400円、専用バッテリパックセットが27万5000円。
その他、同社ポータブル電源であるDELTA Maxセットが41万1400円、
DELTA Proセットが56万8700円、『BCN+R』より引用)
ポータブルエアコン「EcoFlow Wave」の完成度が高すぎる! パワーだけじゃない真夏のキャンプにも推せる理由
(画像=本体重量はスペック表通り、実測でも17.5kg、『BCN+R』より引用)

室内エアコンと同等、さらに8時間稼働と性能で右に出るものなし

EcoFlow Wave(以下、Wave)の目玉はなんと言ってもその効率性だ。これまでパワーと携帯性はトレードオフだったが、Waveはさすが電源企業が送り出すポータブルエアコン。5平方メートルまでなら通常の室内エアコンと同等の冷却性能を発揮するパワフルさと、最大8時間稼働できる持続性を兼ね備えている。

ポータブルエアコン「EcoFlow Wave」の完成度が高すぎる! パワーだけじゃない真夏のキャンプにも推せる理由
(画像=パワフルさと稼働時間を両立した電源企業ならではの設計、『BCN+R』より引用)

給電方法もAC、バッテリパック、EcoFlowポータブル電源、車両給電、ソーラーパネルの五つに対応。さらに、EcoFlow製のポータブル電源と組み合わせることで、28%も通常電源より効率的に稼働させられるという。

ポータブルエアコン「EcoFlow Wave」の完成度が高すぎる! パワーだけじゃない真夏のキャンプにも推せる理由
(画像=多くの給電方法に対応している点も使いやすい、車両用充電ケーブルは付属、『BCN+R』より引用)

例えば、DELTA Proと専用ケーブルで接続すればなんと12時間の超ロング運転が可能になる。これなら電源サイトでなくともキャンプなどアウトドアでエアコンを使うことができる。もちろん電源は大きくなるので荷物は増えるが、最近のキャンプにはポータブル電源が必須。一つ持っていくことで全ての電力を賄えると考えれば実用上も問題ないだろう。

ポータブルエアコン「EcoFlow Wave」の完成度が高すぎる! パワーだけじゃない真夏のキャンプにも推せる理由
(画像=対応したポータブル電源の利用で効率が通常電源より28%アップ、『BCN+R』より引用)
ポータブルエアコン「EcoFlow Wave」の完成度が高すぎる! パワーだけじゃない真夏のキャンプにも推せる理由
(画像=接続に専用ケーブルを使うことでエアコンとバッテリが通信し、電力マネジメントをしているようだ、『BCN+R』より引用)