目次
まずは「NIHON NOIE PROJECT」について簡単に紹介
・庭にはサウナ小屋も設置されている
ただの暖簾と侮ることなかれ!
「あたらしくて、なつかしい日本の家」
一見、両立しそうにないテーマに思うかもしれないが、周辺の自然と調和し、暮らしの夢が膨らむ住宅「NIHON NOIE PROJECT by SOU・SOU」が大分県由布院に誕生した。
ちょっと堅いイメージのある「和モダン」っていうよりも、もっとカジュアルで居心地の良い空間が広がっている。和の雰囲気って、甚兵衛とか手拭いとか手軽に持てるアイテムもいいけど、どうせなら日本的な空間に体ごと浸かってみたいよね。
今回は、「NIHON NOIE PROJECT」レセプションイベントに参加してみて分かった、“和の心地良さ”を紹介するよ!
まずは「NIHON NOIE PROJECT」について簡単に紹介

簡単に言うと、和の文化や暮らしが大好きなクリエイターたちがコラボして、「日本を愉しむ暮らし」を発信していくプロジェクト。
家や暮らしをもっとカジュアルに楽しむメディア「Dolive(ドライブ)」をはじめ、テキスタイルデザインで日本らしさをポップに表現するブランド「SOU・SOU」、クリエイティブプロダクション「株式会社社外取締役」のクリエイター陣が携わっている。
そして、第一弾の取り組みとして誕生したのが、規格住宅の「NIHON NOIE PROJET by SOU・SOU」だ。モデルハウスが大分県由布院に建てられたのは、季節ごとの表情を見せる山や田んぼ、静かに流れる小川など、誰しもが懐かしさを覚える原風景がここにあると感じたからだと言う。
庭にはサウナ小屋も設置されている


一般に販売される規格住宅のプランには含まれていないが、敷地内にはサウナ小屋が設置されており、暮らしの中に「+α」となる楽しみを提案している。
サウナ小屋を監修したのは、自然が広がるスポットに合った企画開発やブランディングなどを行う企業「DAICHI」。NIHON NOIE PROJECTのコンセプトに合うよう、「茶室のような和のサウナ」をイメージしてデザインしたと言う。
眼前に広がる自然を眺めながら入るサウナは、いつもとは違った気持ち良さを味わえるだろう。
ただの暖簾と侮ることなかれ!


「入り口に暖簾(のれん)って、安直な!」と思いきや、暖簾にもちゃんと意味があって、ここをくぐっていく所作に“日本らしさ”があるのだとか。このほかにも、「軒をくぐる」「玄関で履物を脱いで一段上がる」など、生活を営む中で日本的な動作をとるよう住宅がデザインされている。
そして、暖簾をよく見ると数字のテキスタイル柄が使われており、派手じゃないのにお洒落な雰囲気。風に揺られている暖簾を見ているだけでも癒されそうだ。