弘法山公園ハイキングコースの見どころ その6:弘法山
権現山から弘法山までの道もなだらかで広く歩きやすいです。

紅葉も色づいていました。

権現山から弘法山まで約15分です。弘法山山頂手前の階段の途中にトイレがあります(チップ制50円)。トイレはこの先鶴巻温泉までありませんので、ここで必ず済ませておきましょう。

さあもうひと踏ん張り、階段を登ると弘法山山頂です。



弘法山山頂には鐘楼、釈迦堂、乳の井戸などあり、弘法大師が修行をされたという雰囲気が漂っています。
鐘楼
『時刻を知らせる「時の鐘」として江戸時代から1956年(昭和31年)まで秦野の人々に親しまれてきました。1757年(宝暦7年)に造られましたが、火災などに遭い、現在の鐘は1801年(享和元年)のものです。(秦野市観光協会HPより引用)』

釈迦堂
『江戸時代に龍法寺の僧 馨岳永芳(けいがくえいほう)が、釈迦如来像と弘法大師像を祀った釈迦堂としたのが始まりです。1766年(明和3年)の火災で釈迦像が焼失し、現在の釈迦堂は1964年(昭和39年)に建設されました。(秦野市観光協会HPより引用)』

乳の井戸
『この井戸から湧き出た水は白く濁り、乳の香りがしていたという言い伝えからその名がついたそうです。この井戸の水を飲むと乳がよく出るようになると言われ、夜中、山に登る人も多かったそうです。他に眼病にも効果があるとも伝えられています。(秦野市観光協会HPより引用)』
弘法山公園ハイキングコースの見どころ その7:善波峠
『善波峠(ぜんばとうげ)は秦野市と伊勢原市の境にあり、昔、矢倉沢往還が通っていた場所です。矢倉沢往還とは、東京の赤坂御門から川崎~厚木~伊勢原を通って秦野に入り、曽屋、千村を経て矢倉沢の関所を越え、静岡県の沼津市にいたる道のことです。参勤交代でにぎわう東海道の脇街道に当たり、物資の輸送や富士・大山への参詣路として多くの人に利用されたそうです。昭和初期に善波隧道が完成するまで、この峠道が利用されていました。(秦野市観光協会HPより引用)』