コロナ禍で考える機会が増えた、おうち時間の過ごし方。ちょっとこだわりの器具やコーヒー豆で、「おうちコーヒー」を楽しむようになったという人もいるのではないでしょうか。

「器具は一式そろえたから、次は自家焙煎を」と思いつつ、「うまく焙煎できるか心配」「音がうるさそう」「片づけが大変そう」といったイメージから敬遠している人もいるかもしれません。

そんな人におすすめしたいアイテムが、Makuakeに登場しました。4000万円以上の支援を集めている、スマート焙煎機「Sandbox Smart R2」です。

一般販売予定価格は、33万7000円(税込)。Makuakeでは、記事執筆時点で27万円(税込)~応援購入することができますが、決して安くはない買い物です。

煙は出ないのか?音はうるさくないか?片づけは?初心者でも使えるのか?と気になることがたくさんあるので、編集部(焙煎未経験)が実際にコーヒー豆を焙煎してみました!

Bluetooth接続でスマートに焙煎「Sandbox Smart R2」

コーヒー好き集まれ! 自家焙煎がぐっと身近に。初心者でも使えたスマート焙煎機「R2」レビュー
(画像=『TECHABLE』より 引用)

Sandbox Smart R2の写真「Sandbox Smart R2」は、Bluetooth接続したスマホアプリ(Android・iOS)で操作できるスマート焙煎機。Makuakeで6000万円以上の支援を集めた前モデル「R1」の後継機です。コーヒー豆を1度にムラなく焙煎し、投入から排出、その後の片づけまで手軽に完結します。

焙煎具合は、浅煎り・中煎り・深煎りのなかから選ぶだけ。焙煎状況を数値化して履歴を残せるため、好みのプロファイルをつくったり、リアルタイムでファン速度やドラム回転速度を調整したりすることもできます。

コーヒー好き集まれ! 自家焙煎がぐっと身近に。初心者でも使えたスマート焙煎機「R2」レビュー
(画像=前作の「R1」、『TECHABLE』より 引用)

「Sandbox Smart R2」の焙煎量は200~550gで、「R1」(焙煎量100g)に比べて、一度に焙煎できるコーヒー豆の量が増えました。大量焙煎に対応するため、サイズは38 x 32.8 x 27.5 cm、重さは12kgと、「R1」よりも存在感が増しています。

また、火力も900Wにパワーアップ。石英管ヒーターをドラム中央に配置し、回転ドラムと遠赤外線が豆の内部まで均一に熱を伝えます。

さらに、1分あたりの温度上昇率(RoR)は最大35で、短時間の焙煎でも豆のフレーバーやテイストを一度に引き出すことができるといいます。

自家焙煎してみた(予熱~投入)

ここまで「Sandbox Smart R2」のスペックを紹介してきました。ここからは、焙煎の流れを紹介しましょう。

コーヒー好き集まれ! 自家焙煎がぐっと身近に。初心者でも使えたスマート焙煎機「R2」レビュー
(画像=『TECHABLE』より 引用)

まず、本体の予熱をおこないます。ダウンロードしたアプリと「Sandbox Smart R2」本体をBluetooth接続し、既存プロファイルの「200g・浅煎り」「200g・中煎り」を選択。予熱が終わると、アプリ上で通知が来ます。

コーヒー好き集まれ! 自家焙煎がぐっと身近に。初心者でも使えたスマート焙煎機「R2」レビュー
(画像=『TECHABLE』より 引用)

予熱中の動作音は、家庭用のオーブンレンジで予熱するときの音と同じくらいで、思ったより静かでした。

コーヒー豆は、本体上部のトレイから投入します。

コーヒー好き集まれ! 自家焙煎がぐっと身近に。初心者でも使えたスマート焙煎機「R2」レビュー
(画像=『TECHABLE』より 引用)

前作の「R1」では、予熱後に生豆を入れたドラムを挿入する必要がありましたが、「Sandbox Smart R2」はトレイに生豆を入れるだけなので、手間を軽減できるほか庫内の温度が下がる心配もなさそうです。