目次
作り方
うまく作るコツ&注意点
作り方
では続いてコロッケの作り方を紹介していきます。
玉ねぎ、にんにくをみじん切りにします
大きめの鍋に100gバターを引き、 バターが溶けたらみじん切りにした玉ねぎとにんにくを投入します
- 3~5分くらいで玉ねぎがしんなりしてきます。しんなりしてきたら生ハム200gを入れ、生ハムに火が通るよう少し炒めます。この時ちゃんと炒めないと生ハムの味が出ないので、まんべんなく火が入るよう混ぜましょう
- 火が通ったら、小麦粉100gを一気に入れます。小麦粉を混ぜる際、焦げないように火を止めるか、IHの場合、火がない場所に鍋を移動させて、小麦粉が混ざるまで混ぜていきます。下の写真のようになるまで混ぜてください
- ここが重要ポイント!牛乳1Lは一気にではなく、少しずつ入れてください。少し入れて混ぜて、馴染んだらまた牛乳を入れて、混ぜてを牛乳1L全て入れ切るまで、続けます
- 牛乳1L入れ終わり、そこからとろみがつくまで混ぜます。この時焦げやすいので、焦げないよう火は弱火で時々混ぜます。すくった時に、ポトっと重たい感じで落ちるようになれば、種のでき上がりです。味見をして、味気がなければ少し塩を加えましょう。既に美味しければ塩は入れなくて大丈夫です
- ここから冷蔵庫で寝かせます。寝かせる際、種を入れる容器にバターを塗っておきましょう。バターを塗った容器に種を流し込み、冷蔵庫で一晩寝かせます。最低でも4時間以上は寝かせてください。十分に寝かせないと味が染み込みません
- 一晩寝かせたら、あとは日本のコロッケのように小麦粉、卵、パン粉の順序で衣をつけていきます。今回はパン粉に乾燥パセリを入れていますが、入れないのが一般的なので乾燥パセリはなくて大丈夫です。しかし、パセリ入りはめちゃくちゃ美味しかったです!
衣を付け終わったら、すぐに食べる分だけ油で揚げて完成です。すぐに食べないものは冷凍保存ができるので、揚げる前に冷凍保存しましょう。
これが本場、スペイン風のコロッケの作り方です。スペイン人でも作るのが難しいとされるちょっと難易度が高いスペイン風コロッケですが、これがうまく作れれば、お店より美味しいものができ上がるかもしれません。
うまく作るコツ&注意点
スペイン風コロッケをうまく作るコツは、作り方5と6の工程、「牛乳を少しずつ入れて混ぜていく」です。一見簡単そうに見える行程ですが、ここが一番難しく、ここで失敗すると美味しいコロッケができません。焦げたりダマになったり、水っぽくなると、失敗です...。そうならないためにもここの工程が一番の重要ポイントです!時間はかかりますが、ゆっくり時間をかけて少しずつやっていきましょう!
あとは十分に寝かせることです。寝かせることで生ハムの旨味が出て、味が染み込みます。スペインのコロッケは、ソースなどをつけて食べるものではありません。寝かせる時間が少ないと、薄い味になってしまいますので注意です。