日本の生産性の低さの要因はなにか
日本には阿武町みたいな市町村がゴロゴロあると思われる。
日本は給料が上がらない国である。その最大要因は自分は「貧困(見かけ上の)高齢者による搾取」だと感じている。
高齢者は田舎に多い。言い換えると「都会の現役と田舎の高齢者の世代間闘争」ということもできる。
都会で働く現役の給料からは、自分が払った額より遥かに多い額をもらえる高齢者の年金と、ジャブジャブの医療費のために雇用主と併せて30%も引かれる。払った税金は投資に使われるのではなく、田舎のこうした自治体にばら撒かれる。
東京都民が払った税金から16兆円も地方にばら撒かれてるんですよ。それが地方議会の議員の給料や人口が東京の八王子にも満たない県の下にある市や、町や村にばら撒かれてそれで食ってる主に田舎の高齢者や土建屋がうじゃうじゃいる。自民党の憲法改正案には、
というのが臆面もなく入っていて、人口がどれだけ減っても地方から国会に選出だそうだ。地方の意見よりいま働いている人の意見を聞けといっても票にならない。
こうしたもう先がない自治体はどんどんと合併させて経費を減らし、それで浮いた費用を国が投資に回す。教育や新規事業、新しい小型原発や、科学技術の開発に使うことができれば景気は回復し、先進国のように給料は上がるだろう。しかしそうはできないから、日本は高齢者に、そして地方に食い潰されていくのです。
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わたしと音喜多君、立憲の中谷さん、自民の藤末さんの新刊がでました。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2022年5月19日の記事より転載させていただきました。
文・永江 一石/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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