新入職員に高額の振り込みを任せて二重チェックもしない

当初、463世帯に振り込むべき4630万を間違えて20歳の新入職員が振り込んだとされていましたが、テレビの報道を見ますと、

4630万円をガメられた阿武町は日本の縮図であり、極近い未来である
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

そうではなくて、すでに10万円が振り込まれた後で阿武町の会計官から4630万円が別に振り込まれているのです。つまり462世帯はすでに10万円は支給されている。

実はこうした誤送金は他の自治体でも良くある話で数千万単位の誤送金を報道では「返却で合意した」で終わっているが、今回のことでテレビ局が取材したら「実はまだ返済されていません」みたい
な事案がゴロゴロあるのだそうだ(ソースはワイドショー)。

町長の説明はあやふやで、もっと早くに動いていれば取り返せた可能性が高いと指摘しているのにのんびりと対応していた。

町長はどんな人なのか

広島大学中退。広島市の税務署に勤務。1976年、阿武町役場に奉職。経済課長、企画課長、総務課長などを歴任。2017年4月11日告示、16日投票の阿武町長選挙に立候補し、無投票で初当選した。5月1日、町長就任。2021年、無投票で再選。

無投票で当選、再選です・・・・・・

テレビのコメント見てみても人ごとのようで詳細も経過もきちんと説明しない。どうして20歳の新入職員にそんな大金の振り込みをさせたのか。そして今どきフロッピーでの銀行依頼である。銀行だって自治体にはオンラインを依頼しているし、いまどきフロッピー持ち込まれても困るだろう。オンラインなら上長の確認も簡単だが、そもそもフロッピーディスクの読み取りができるパソコンなんてもはや世の中にほとんどないわけで、上長のPCにドライブ着いてなければ確認どうやんの?

田舎の自治体の多くは銀行がオンライン化やもうちょっとパソコン使ってくださいとお願いしても頑として拒否するのだそうだ(と、テレビで元メガバンクの人が言ってました w)

そこはかと感じるのは、

● 金はもらうもの
● どうせ消滅していくんだからしゃぶれるときにしゃぶっとく

みたいな印象である。あくまで個人の感想です! 町民だってこのペースならもう町がなくなるのは分かってるだろう。