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善光寺前立本尊について
善光寺の文化財について

善光寺前立本尊について

善光寺の御本尊「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」は白雉5(654)年以来の絶対秘仏であるため、鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして「前立本尊(まえだちほんぞん)」が造られました。普段は御宝庫に安置されていますが、七年に一度の御開帳の時だけ、特別にお姿を拝むことが叶います。

善光寺の文化財について

仁王門

定額山(じょうがくさん)の山号が掲げられている仁王門。仁王像は左に阿形、右に吽形が配置されているのは全国的にも珍しいと言われています。背後には三宝荒神(さんぽうこうじん)と三面大黒天(さんめんだいこくてん)が配置されています。

【長野】令和初となる善光寺御開帳
(画像=『たびこふれ』より引用)

<令和3年4月8日撮影>

山門(重要文化財)

寛延3(1750)年に建立された間口・高さ約20m、奥行約8mの二層入母屋(いりもや)造りの門。善光寺と書かれた額は3畳分の大きさで、文字の中に5羽の鳩が隠されていたり、「善」の文字が牛の顔文字のように見えると言われています。

※山門参拝料:大人500円、高校生200円、小中学生50円

【長野】令和初となる善光寺御開帳
(画像=『たびこふれ』より引用)

<令和年3月9日撮影>

本堂(国宝)

現在の本堂は宝永4(1707)年の再建で、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されています。

※本堂内陣参拝料:大人600円、高校生200円、小中学生50円

【長野】令和初となる善光寺御開帳
(画像=『たびこふれ』より引用)

<令和4年3月9日撮影>

経蔵(重要文化財)

宝暦9(1759)年に建立された宝形(ほうぎょう)造りのお堂。八角の輪蔵(りんぞう)の中には仏教経典を網羅した一切経(いっさいきょう)が収められており、輪蔵の腕木を押し回すことで一切経を読んだのと同じ功徳が得られると言われています。

※経蔵参拝料:大人300円、高校生100円、小中学生50円

【長野】令和初となる善光寺御開帳
(画像=『たびこふれ』より引用)

<令和4年3月9日撮影>