派手なカラーへチェンジ

2番目のポイントは河川の流入から少し距離があり、ワンドになっていた場所。下げ潮とワンドの形状のせいか、潮が複雑に絡み、ヨレていた。更にブレイクもあり、シーバスの期待度も上がる。

ワンドの深場を探っていると相変わらずゴミや草木がルアーに絡んでくる。ここでもしばらくアタリがなかったためルアーチェンジすることに。お気に入りのマナティー90パールホワイトからビーチウォーカーハウルのピンク系ラメ入りシャッドテールへ変更。先ほどの箇所同様濁りが入っていたため、カラーは派手に、そしてピンテールからシャッドテールに変えたので、波動でのアピールも忘れない。

ブレイクの際で55cmヒラメ

変えたルアーに、3cmのマゴチやシバエビがフックに掛かっていた。ワンドの深場がベイト溜まりになっていたのだろう。次はブレイクラインのキワを狙おうと、対岸側の駆け落ち部にキャストして巻き出す。

と、すぐにその駆け落ちでヒット!「グン!グゥーン!」と気持ちのいいアタリと重さである。マゴチのアタリは久々で、5年振りである。「さすがマゴチ。良く引くなぁ……」と感心していたら、草木と一緒に寄ってきたのは良型のヒラメ!

サーフ釣行で55cmヒラメ手中 派手なカラーとシャッドテールが的中
(画像=サーフ釣行で55cmヒラメ手中 派手なカラーとシャッドテールが的中55cmヒラメ登場(提供:TSURINEWSライター野口昭伸)、『TSURINEWS』より 引用)

一気にテンションが上がり「絶対にバラしたくない」という気持ちが更に自分を焦らせる。ルアーにゴミや草木が巻き付いている上にリーダーは3号。丁寧に処理し無事ランディング。計測すると1.5kg、55cmだった。