4月に入り、大阪湾の各地で様々な釣果が上がり始めた。神戸の沖波止が立入禁止になり、好釣り場が減ってしまったのは痛手だが、残された釣り場の中で楽しむしかない。そこで今回は、4月17日と23日の2週続けて釣行した泉佐野一文字での釣行記をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)
泉佐野一文字の概況
泉佐野一文字は、泉佐野食品コンビナートのすぐ沖に在する「くの字」の形をした全長約650mの防波堤で、足場もよく、四季折々の釣り物が豊富な好釣り場である。現在渡しているのは葵渡船で、乗船場から防波堤までは至近距離で、10分足らずで渡ることができる。
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(画像=泉佐野一文字略図(作図:TSURINEWSライター伴野慶幸)、『TSURINEWS』より引用)
近辺の釣りエサ・釣具店は大阪湾岸線(府道29号)沿いにTポート貝塚店やフィッシングマックス二色の浜店があり、両店とも泉佐野一文字の情報に精通している。乗船場、手続き、出船時刻、釣り方や釣果などの情報は、それぞれのホームページで紹介されている。
なお、泉州・泉南エリアの沖波止についてのより詳しい解説は、以前の投稿「大阪湾の沖波止紹介:岸和田&泉佐野一文字 都市近郊でアクセス良好」もご覧いただきたい。
ライフジャケットに関する注意
小型船舶に関する国土交通省関係法令の改正が令和4年2月1日から施行されたことに伴い、水産庁からの指導を受け、大阪湾の大半の渡船店では、乗船時に釣り人が着用するライフジャケット(救命胴衣)は、「桜マーク(国土交通省型式承認品)」または「CSマーク(日本小型船舶検査機構性能鑑定適合品)」のいずれかでないと、乗船できなくなっているので注意してほしい。
葵渡船でもホームページで案内しており、私(筆者)も桜マーク(タイプA)規格のライフジャケットに新調した。
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(画像=葵渡船ホームページ案内とライフジャケット(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)、『TSURINEWS』より引用)