肉厚45cm級に興奮

10m上流に向かうと「いた……。あいつはデカい。焦るな~、下向くかな?」。

少し離れた所から観察していると「お、エサ探してるやん」。気付かれないよう、射程距離まで近づきキャスト!

チヌの後ろを通るカニを演出すると「お、気付いた」「食ったか?」。ロッドを少し立てると、ラインが一気に走った!「乗っっった~!」「ジッジィィイーーー!」。夕方の川に響き渡る心地いいドラグ音!「ジッジィィイーーー!」「お~、今日イチパワフル!」。何度かの突っ込みを楽しみながらキャッチしたのは、45cm級のプロポーション抜群の肉厚チヌ!「あ~、これだけプロポーション良かったら引くわな」。

リバーチニングで45cm頭にバイト連発 見えてる魚を狙い撃ち【熊本】
(画像=満足のプロポーション(提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)、『TSURINEWS』より引用)

下げ潮の岸壁ギワで追釣

その後は水がなくなり、下流に。「あ~、やっぱり皆さん流れに乗って海に帰ってるな」。

その途中、岸壁ギワにチヌ2尾の姿が! 「あ~、なるほど。落ちてくるカニ狙ってんのね(笑)」。

わざと岸壁に投げ、落ちてくるカニを演出してやると「ゴンッ!」「取り合った×2(笑)。サイト面白いぞ」。暴れるチヌをいなし、余裕のキャッチ!

どんどん下げ始めてはいるが、まだ水深はあるので、小砂利のカケサガリにチヌがいないかキャストすると「クンッ」「食ったか?フグやないよな?」。

また聞きアワセをすると、ティップが徐々に入りだした。「チヌゲット~!」「ジッジィィイーーー!」「お!さっきと同サイズか?」「ジッジィィイーーー!」「いいね~×2」「ゴボウ抜きできるか?よいっしょー!」。

ハリ掛かりを見ると、ジゴクといわれる、よほどのことがない限り外れない場所に100%のフッキング!

リバーチニングで45cm頭にバイト連発 見えてる魚を狙い撃ち【熊本】
(画像=ジゴクにしっかりフッキング(提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)、『TSURINEWS』より引用)

「よ~し満足!今日のチヌ活はここまで!」。満足いく釣行で帰路に。

<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
町山口川

提供元・TSURINEWS

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