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キャンプツーリング概論:スタイル①
キャンプツーリング概論:スタイル②
キャンプツーリング概論:スタイル①
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キャンプを寝床程度にしか考えないツーリングを突き詰めると野宿ツーリングになります。走るだけ走って、疲れたらねぐらを探すスタイル。野宿は公にしにくい宿泊形態ですので、少数派と思われがちですが、目立たないところで野宿をしている人は多いですね。
野宿ツーリングはストイックで敷居が高い印象を受けますが、思いのほか気軽に始められます。手持ちのキャンプ道具が少なくてもできますので、初期投資額を抑えられますし、荷物の積載でバイクの走行安定性が崩れにくいのもメリットです。
ツーリングを重視するスタイルに必要なもの
そんなストイックなスタイルに必要なのは、野宿できる場所を探す嗅覚です。ある程度の経験が必要になりますが、車中泊する家族連れが集まる場所なら安心です。災害、事件、事故に遭遇した時に備え、身内に野宿場所を知らせておきましょう。
持ち物やキャンプ道具はテント、シュラフ、マットがあれば十分です。テントは設営や撤収に時間を取られますので、テントを設営せずブルーシートに包まって寝る方法もあります。湯沸かし程度の火器やシェラカップを持ち物に加えると快適です。
キャンプツーリング概論:スタイル②
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キャンプも楽しむツーリングはバイク旅の旅情を最高にまで高められるスタイルです。欲張り感は否めず、完成形に達するにはある程度の経験が必要になります。しかし、主流派のスタイルですので、キャンプ場で知り合った人からノウハウを学びやすいですね。
キャンプも楽しむツーリングのスタイルには、ツーリングとキャンプの割合に個性が出ます。バイク乗りによって8:2だったり6:4だったりします。また、早めに就寝して早朝出発に備える人もいれば、料理や夜食にこだわる人もいますね。それぞれに正解があり、どれも間違いではありません。
キャンプも楽しむスタイルに必要なもの
キャンプも楽しむスタイルには事前の調査が必要です。場合によってはキャンプ場を予約しなければなりません。キャンプツーリングで利用しやすいフリーサイトがあるキャンプ場は?バイクの乗り入れは可能?チェックインは何時まで?そんな情報を収集しましょう。
現地で足りないものがあると面倒なので、持ち物リストは必ず作成しましょう。しかし、忘れ物を恐れてあれもこれもとバイクに積載すると、荷物が増えて走行安定性が悪くなります。必要なら現地調達すればいいや!それくらいの気持ちでOKです。