目次
キャンプ用チョコフォンデュの基本的作り方
キャンプで楽しむチョコフォンデュレシピ集
キャンプ用チョコフォンデュの基本的作り方
1.チョコフォンデュの食材を用意する
キャンプでも作れるチョコフォンデュの基本的な材料は、簡単にいうと板チョコ(明治の板チョコがおすすめ)・牛乳・好きなフルーツやお菓子だけです。
分量は、一枚の板チョコに対して好みで牛乳の量を加えることで、ビターな味わいになったり子供向けのまろやかな味わいになったりします。牛乳は一気に投入せず、味見しながら好みで加えていくとよいでしょう。キャンプでの牛乳は、他の食材と共に保冷バッグで管理してください。
板チョコ(明治ミルクチョコレート一枚70g)
牛乳…30cc
フルーツ…適宜
パンやマシュマロなど好みのもの…適宜
引用元: cookpad.com
チョコフォンデュと相性のよい食材①フルーツ
フルーツは、定番のバナナやイチゴを始め、夏はサクランボやモモ、パイナップル、秋はブドウやリンゴ、プルーン、柿、湯でた栗などもおすすめです。このようにフルーツの材料は、季節ごとに旬のものを揃えると喜ばれることでしょう。
フルーツの材料は、レーズンやマンゴー、オレンジなどのドライフルーツもチョコフォンデュとの相性がよいのでおすすめします。基本的にチョコフォンデュに合わないフルーツはないといえそうです。
チョコフォンデュと相性のよい食材②お菓子
お菓子の材料は、定番のマシュマロの他にしっとり系のクッキー、濡れおかきもおすすめです。甘じょっぱい味わいがクセになるかもしれません。有名メーカーの商品にもありますが、厚切りポテトチップスも人気です。
他にもパンやカステラ、お餅や白玉団子など、チョコフォンデュと相性のよい材料がたくさんあるのでお試しください。しっとり食感の餡子入りの大福餅や羊かんなどのスイーツは、ビター味のチョコフォンデュに合います。
竹串で刺せないお菓子はトッピング
クッキーやビスケットなどもチョコフォンデュにすると美味しいですが、竹串で刺せない固いお菓子はお皿に盛りつけてチョコレートをかけましょう。竹串で刺せる食材のほうがチョコフォンデュの雰囲気は出ますが、こだわらずに食べたいものを食べるほうが楽しめます。
チョコフォンデュと相性のよい食材③野菜
チョコフォンデュと相性のよい食材は、フルーツやお菓子などのスイーツだけではありません。明治製菓が「チョコべジ」と推奨しているように「野菜」もチョコフォンデュに合うのです。
キャンプ場に出かける途中で産直などに寄って、旬の野菜を購入するのもおすすめします。夏であればブロッコリーやカリフラワー、パプリカ、ズッキーニ、トウキビなどが美味しそうです。秋にはジャガイモやニンジン、カボチャも試してみましょう。
チョコフォンデュと相性のよい食材④チーズ・ハムなど
チョコフォンデュと相性のよい食材は、フルーツやお菓子などのスイーツ以外にもあります。チーズ類が好みの人も多く、特に発酵した旨味が際立つブルーチーズがおすすめです。チョコをくぐらせたブルーチーズをパンやクラッカーのトッピングにするのも合います。
チーズの他に、ハムやウィンナー、ベーコンなどのお肉系も美味です。キャンプの夕食などに用意した食材を使うのもおすすめの、一石二鳥のレシピといえます。
2.チョコフォンデュの道具を用意する
キャンプでのチョコフォンデュに必要な道具は次のとおりです。焚き火台・コッフェル(キャンプ用カップ)や鍋などの容器・竹串などの刺す道具・各自のお皿を用意してください。焚き火台はキャンプの雰囲気が出ますが、なければキャンプ用のガスコンロでも問題ありません。
カップを使わず、直接鍋にチョコフォンデュを入れてもよいでしょう。ただし、あとから鍋を使う場合はカップを鍋で湯せんするほうがおすすめです。
チョコレートの種類別に鍋を用意するのもおすすめ
明治の板チョコには、ミルクチョコレート・ブラックチョコレート・ハイミルクチョコレート・ホワイトチョコレート、またストロベリーチョコレート・ミントチョコレートもあるので、同時に鍋をいくつか用意してそれぞれを楽しむのもよいかもしれません。
先にもご紹介したように、大福餅や羊かんはミルクチョコレートよりもビターなブラックチョコレートのほうが相性がよいので、キャンプでも自宅でも材料で鍋を変えると楽しめます。
3.火の準備をする
焚き火は、キャンプの気分を盛り上げてくれる重要な道具のため、焚き火台などを持っている人はぜひチョコレートフォンデュに使いましょう。焚き火はキャンプ場に着いたらすぐに起こすと、料理づくりにも便利です。
焚き火の火力は強いため、網などの端のほうにチョコフォンデュの容器を設置します。火を消さないように注意が必要ですが、キャンプではテント設営後に時間があるため、ゆらめく炎を楽しみながら作りましょう。
ガスコンロでもOK
キャンプで焚き火台がない場合は七輪でもよいですし、キャンプ用のガスコンロでもチョコレートフォンデュは充分に楽しめます。ガスコンロを置く場所は不安定なところは避けて、平らな場所にしてください。
キャンプ用のガスコンロの下に薄い板などを敷くとより安定します。念のために風よけのキャンプ用のウィンドスクリーンがあれば安心ですが、ない場合はガスコンロ用の油跳ねガードを加工して飛ばないようにする方法もあります。
4.フルーツなどを竹串に刺しておく
バナナやイチゴなどのフルーツやお菓子などのスイーツ、ハムなどの料理系の材料は、竹串に刺してお皿に置いておくと便利です。竹串の長さは焚き火台やコンロの大きさによりますが、長いほうが扱いやすいでしょう。
あまり短いものは、焚き火やガスコンロの火に近くなるので火傷には充分にご注意ください。竹串がない場合は、キャンプでは割り箸で代用する人もいます。割り箸も短めなので火傷にはくれぐれも注意が必要です。
材料はひと口大に切っておくだけでもOK
フルーツやお菓子などの材料は、串にささずに事前にひと口大に切っておくのもよいでしょう。イチゴなどの元々小さい材料は切らず、そのまま一個を楽しみます。
量は人数によりますが、工夫次第で翌日のキャンプ料理に使い回せばよいので、少し余るほどの量を用意します。ひと口サイズなので、キャンプでは意外にたくさんの量が食べられるようです。キャンプではダイエットのことは忘れてとことん楽しんでください。
フルーツは焼くと甘みが強くなる
フルーツは生の新鮮な状態でも美味しくいただけますが、キャンプでは焚き火などを使ってひと手間加えて焼いてみてはいかがでしょうか。バナナやパイナップル、リンゴなどは焼き菓子もあるように、食べ物は焼くことで甘みが増すのです。
フォンデュする前に焚き火やキャンプ用のガスコンロなどの火でさっと炙ってみてください。あまりの美味しさに頬っぺたがキャンプ場に落ちるかもしれません。
5.コッフェルや鍋に材料を入れる
チョコフォンデュの材料と道具、準備が整った後は、コッフェル(キャンプ用のカップ)に板チョコ・牛乳を入れて湯せんにかけます。
火力はとろ火程度にして板チョコが溶けるのを待ちましょう。火力が強いと煮詰まってしまい、せっかくのチョコフォンデュが固くなるのでご注意ください。キャンプでは調理する時間を待ちながらゆったり過ごすのが楽しむコツです。
6.チョコフォンデュを味わう
チョコフォンデュの完成後は、好みの材料を刺してある竹串を持ってチョコフォンデュにくぐらせるだけです。食べる順番はお好みでOKですが、同じ材料ばかりを食べるのではなく、嫌いな材料がなければ用意した材料をひととおり味わってみましょう。
食材のベストな組み合わせを「マリアージュ」と表現しますが、チョコフォンデュもいろいろな発見があるかもしれません。キャンプでの会話が断然弾みそうです。
仕上げにナッツやグラノーラも美味
チョコをフォンデュしたあとに、ナッツやグラノーラを振りかけても美味しくいただけます。歯ごたえもよくて香ばしいのでおすすめです。
彩りをよくするならば、カラーチョコスプレーやトッピングシュガー、アラザン、金平糖が見栄えが良くなります。インスタ映えするチョコフォンデュが作れ、キャンプでは背景の緑と美しい色合いになりそうですね。いろいろなトッピング用の砂糖も用意しておくとキャンプが盛り上がることでしょう。
キャンプで楽しむチョコフォンデュレシピ集
簡単に作れるチョコフォンデュの基本は同じですが、人によって細かい部分での料理の仕方やレシピ、食べ方などは十人十色です。皆さんがどのようにして、キャンプなどのアウトドアやご自宅でチョコフォンデュを楽しんでいるのか、クックパッドから8レシピをピックアップしました。
チョコフォンデュはパーティも含めてキャンプ以外のあらゆるシーンで楽しめる料理なので、ぜひご参考にしてください。
1.酒粕入りチョコフォンデュ
大人な味わいのチョコフォンデュにしたい人は、酒粕やラム酒などを入れるのがおすすめです。基本的なレシピは牛乳も入れるので同じですが、酒粕が入ることでコクが出て、風味豊かなチョコフォンデュになります。
酒粕は栄養価が高く、たんぱく質・炭水化物・食物繊維・ビタミン類・ミネラルなどが豊富なため、美容に気を付けている人にもうれしい材料です。量はお好みで味見しながら加えてください。
材料:チョコレート(板チョコ1/2枚)22g・牛乳(20㏄)・酒粕(7g)・バナナなど果物(適宜)
引用元: cookpad.com
2.たこ焼き器でチョコフォンデュ
こちらのレシピの道具は、目からうろこの素敵なチョコフォンデュです。容器はカップではなく、斬新なたこ焼き器を使用しています。
材料を鍋に入れて溶かしておき、たこ焼き器を一旦温めてください。チョコレートを流し込む前に火から下ろし、それからチョコフォンデュを流し入れます。あとはフルーツやお菓子などのスイーツを置くだけです。一気にチョコフォンデュができるので、キャンプでも仲良く皆で一斉に食べられます。
材料:板チョコ(3枚)・牛乳(60㏄)・バナナやパインなどのお好みのフルーツ(適量)
引用元: cookpad.com
3.抹茶チョコフォンデュ
フリー写真素材ぱくたそ
こちらはホワイトチョコに抹茶を溶かして作る、ほろ苦いチョコフォンデュとなります。作り方のポイントは、抹茶を少量の牛乳で溶かし、それから刻んだホワイトチョコを加えることです。抹茶チョコが好きな人にはたまらないチョコフォンデュとなります。
キャンプでも皆に喜ばれそうですが、キャンプメンバーによって抹茶が苦手な人もいるかもしれませんので、通常のチョコフォンデュも用意するとよいかもしれません。
材料(4人分):ホワイトチョコレート(240g)・牛乳(130㏄)・抹茶パウダー(小さじ2)・お好みのフルーツ(バナナやリンゴなど適量)・お好みの焼き菓子(バウムクーヘンやカステラなど適量)
引用元: cookpad.com
4.餅チョコフォンデュ
フリー写真素材ぱくたそ
こちらのレシピはお餅を串に刺して食べるのではなく、チョコフォンデュの中にお餅を混ぜる作り方となります。お餅を入れることで冷えてもかたくならず、いつまでもとろとろの状態をキープできるのです。時間が許す限り楽しみたいキャンプではうれしい簡単なレシピといえます。
作り方のポイントは、切り餅1個を水で溶かし、ほどよくとろけた状態で板チョコを加えるだけです。好みで牛乳やグラニュー糖を加えるとよいでしょう。
材料:イチゴ(1パック)・切り餅(1個)・板チョコ(1枚)・グラニュー糖(小さじ1)
引用元: cookpad.com
5.ウインナーパイ&パイDEチョコフォンデュ
こちらはウィンナーとパイシートを使った、お料理風のチョコフォンデュとなります。デザートというよりもお酒のお供によさそうです。レシピでは、パイシートにオレンジマーマレードを塗ってチーズとウィンナーソーセージを包み、オーブンで焼いています。
キャンプなどでは焚き火やキャンプ用のガスコンロで炙るか、フライパンで炒めるとよいでしょう。それからチョコフォンデュにしますが、新たな味覚との出合いとなるはずです。
材料:パイシート(3枚)・オレンジマーマレード(適量)・ウィンナー(2本)・ピザ用とろけるチーズ(適量)・板チョコ(1枚ほど)・卵黄(Mサイズ1個)・フルーツ(お好み)
引用元: cookpad.com
6.豆乳とココアでチョコレートフォンデュ
チョコフォンデュの基本的な材料は牛乳とチョコですが、牛乳とチョコアレルギーの人には豆乳アイスと純ココアがおすすめです。純ココアを使うことでコクと風味も出るのでお試しください。
レシピでは豆乳アイスをレンジで溶かしてから使用していますが、キャンプなどのアウトドアでは成分無調整の豆乳で代用しましょう。作り方は通常のチョコフォンデュと同じです。キャンプでも、メンバーによって食材に気を付けると喜ばれます。
材料:豆乳アイスのチョコレート味(1個)・純ココア(大さじ1)・好みのフルーツやマシュマロなど(適量)
引用元: cookpad.com
7.チョコフォンデュのオープンパンケーキ
こちらはチョコフォンデュも楽しみながら、キャンプでもパンケーキを楽しめるレシピです。焚き火台やキャンプ用のガスコンロで温めた大きめのフライパンやスキレットの上に、チョコフォンデュを入れたカップなどを載せ、空いているスペースでパンケーキを焼きます。
パンケーキが焼けたらチョコフォンデュをかけて、ナッツやフルーツなどをトッピングしましょう。わくわくするキャンプを過ごせる大人気レシピです。
材料:卵(1個)・牛乳(150㏄)・ホットケーキミックス(200g)・ココア(大さじ1)・チョコレート(2枚)・飾りたいトッピングやフルーツ(適量)
引用元: cookpad.com
8.余ったチョコフォンデュでケーキ
こちらは、万が一チョコフォンデュがキャンプで余ったときにもおすすめのレシピです。キャンプでは翌朝のスイーツにしても美味しくいただけます。こちらは自宅のためオーブンですが、キャンプなどのアウトドアではメスティンや鍋などで簡単に作れます。
キャンプ用の材料はホットケーキミックスにし、余ったチョコフォンデュを混ぜて蒸しパン風にするだけです。余ったバナナやドライフルーツなどを入れるとさらに美味しくなります。
材料:チョコ(余り)・薄力粉(大さじ2)・卵(2個)・ベーキングパウダー(大さじ1/2)・オイル(大さじ1)
引用元: cookpad.com