続々新しい味わいが発売されるカップラーメン業界。すっかり暖かくなった今でも、その波は衰えない。そこで今回は日清食品が新しく発売した中でも注目度の高い、海老に特化した二つのカップ麺を紹介。実食しその魅力をお伝えしよう。

海老がカップヌードル&中本を翻弄!? 新作カップ麺の味わいや如何に!
(画像=コンビニのカップ麺の棚でも一際目立つ二つのカップ麺を実食、『BCN+R』より引用)

お子様が泣いて喜ぶ超絶クリーミーヌードル

まずは4月4日に発売されたカップヌードルシリーズの最新作「海老のトマトクリーム」。オレンジ色と海老のイラストのパッケージが目を引く。フタを開けてみると、カップ麺ではなかなか見かけないブロッコリーに、当然の海老、たまご、人参などのフリーズドライがぎっしり入っている。

海老がカップヌードル&中本を翻弄!? 新作カップ麺の味わいや如何に!
(画像=日清食品「カップヌードル 海老の濃厚トマトクリーム」193円、『BCN+R』より引用)
海老がカップヌードル&中本を翻弄!? 新作カップ麺の味わいや如何に!
(画像=お湯を入れて出来上がりのフタを取る瞬間がたまらない、『BCN+R』より引用)

お湯をかけて3分、再びフタを開けるといつものように、麺が見えないぐらい膨らんだ具材に覆われている。色彩豊かでなんともうまそうだ。味が馴染むまでぐるぐるとかきまぜて、まずはスープからいただきます。

海老がカップヌードル&中本を翻弄!? 新作カップ麺の味わいや如何に!
(画像=かき混ぜているとスープのとろみが強くなっていく、『BCN+R』より引用)

おおー、かなりとろとろでクリーミー。まるでシチューやポタージュのよう。トマトの甘味や酸味もしっかり感じられ、トマトクリームの名前に偽りなしだ。そして海老ちゃんね、たしかにおります。ガツンとではないけど、少し奥の方に隠れている感じ。時々スープ専門店などで見かける「海老のビスク」くらいの海老力はないが、ここにいるよーと呼びかけてくる。

海老がカップヌードル&中本を翻弄!? 新作カップ麺の味わいや如何に!
(画像=麺はカップヌードル特有のふにゃふにゃ平麺。でもこれが美味い、『BCN+R』より引用)

ではお次は麺をいただきましょう。スープの粘度が高いせいでズルズルというより、ゾゾゾゾという感じで麺を吸引。んーなるほど、これはラーメンというより、スーブスパゲティすなー。さらにゾゾゾゾ。うんうん、クリーミーなスープともマッチングも悪くないし、ゾゾゾゾ、深い味わいというよりポップでこりゃお子様なんぞはたまらんでしょうなー。……でも海老くんどこよ!

具材の海老を食べると香ばしい味が弾けるんだけど、やはり別の魅力が際立っている。そこで目を閉じて瞑想し味の探索に出かけると、大きなトマトに隠れた海老くんが、おおーい僕いますよー、と尻尾を振ってくれた。海老くん、そんなところに隠れてないで出ておいでよ。と声をかけても元気がない。海老くん、僕はもう行きます。元気でね…。