3.ハルトゲHM350M

うって変わってハルトゲの超弩級チューニングM3。

V8 5000ccエンジンを搭載、450馬力、トルクは55kgを発生する、モンスターマシンに仕上がっています。この後、E90モデルからM3はV8になりましたので、もしかしたら未来を見据えていた?チューンドカーだったのかもしれません。

こちらは残念ながらお目に掛かったことすらなく、存在を知っている程度のモデルではありますが、E90M3の完成度から考えると、非常に面白いモデルだったと思います。価格は1800万円と、M3と3シリーズが買えてしまうお値段…。この価格だと思わずM5に手を出してしまいそうなお値段ですね。

比較動画を見てみましょう

日本語字幕がありませんが、そんな三台を比較している動画がありました。それでもやはり、一番バランスが取れているのはM3でしょうか?日本で買おうと思うと、ハルトゲコンプリートは何台輸入されたのかも含め、なかなか稀少度が上がりますね。

BMW3シリーズといえば、世界中でベンチマークになるFRセダン。そのFRセダンを様々なアプローチでチューニングし、世に出しているのがこの3つのメーカーです。M3はGT-Rや911同様ニュルブルクリンクタイムアタックの上位に入る常連メンバー。元々は単なるFRセダンながら、チューンドカーになることでこれほどの性能を発揮できることは、元々のベースとなる車の出来が良いからこそではないかと思います。

現在は、ディーゼルモデルもラインナップするBMWですが、アルピナでは直6のディーゼルエンジンを搭載したD3というモデルもラインナップしています。直6ツインターボディーゼルエンジンは、ガソリンの直6ターボと比べるものではないと思いつつも、非常に気になる一台。なんとそのトルクは、71.4kgにもなります!

またD3に限らず、現行のアルピナモデルは、トランスミッションやDSCなどのプログラムも含め、全てオリジナルのものに入れ替えられていることも多く、目に見えるところがBMWと共有している以外別物と言っても過言ではない一台です。

話しを戻しますが、E46のM3あたりは中古車価格もこなれてきており、メンテなどに時間を費やせることと、良い個体を探すことで、まだまだ楽しく走れる一台。なにより、E90とF82は少し大型化した感も否めませんので、まだまだコンパクトなサイズのM3としてE46は非常に楽しい一台ではないかと思います。

さて、結論ですけれども、個人的な最強の一台はアルピナB3。100ccの排気量アップと80kgの軽量化がどのように作用するのか、ぜひ一度体験したいです。

提供元・CarMe

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