最近は、ネットで気軽に映画やアニメなどの動画を楽しめるようになってきた。なかでも、「TVer(ティーバー)」は、スマホやパソコンで地上波のテレビ番組を無料で楽しめるとあって、なかなか人気が高い。しかし、なかには「TVerって本当に無料なの?」「個人情報が漏れたりしないの?」と不安に感じて利用していない人もいるだろう。そこで今回は、TVerとは何なのか? TVerのメリットやデメリット、安全性などについてじっくり解説したいと思う。
そもそも「TVer」って何なの?
「TVer(ティーバー)」とは在京民放キー局の日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビの5社などが運営する“テレビ番組見逃し配信サービス”のこと。
TVerには常時約400以上のテレビ番組があり、すべての番組を無料で楽しむことができる。たとえば、つい見逃してしまったテレビ番組を、番組放送後1週間以内であればいつでも自由に何回も視聴できるのだ。
また、TVerはパソコン、スマホ、タブレット、テレビ(Android TV機能内蔵かFire TV Stickなどの機器が必要)で視聴できるようになっており、あとはネットに接続できる環境さえあればOK。
なお、パソコン以外のスマホやタブレットでTVerを視聴したいときは、無料の「TVerアプリ」のダウンロードが必要になる。
これだけのサービスが本当に無料だなんて、何か裏があるんじゃないの? と疑っている人もいるだろうが、そもそも地デジ放送はTVCMで成り立っている。
それと同じようにTVerもTVCMの広告料によって完全無料となっているので、安心して利用してほしい。
■TVerの概要
【1】TVerは在京民放キー局5社などが運営する番組配信サービス
【2】テレビ放送の終わった番組が1週間配信される
【3】TVCMの広告料で成り立っているので無料
【4】パソコン、スマホ、タブレット、テレビで楽しめる
※テレビはAndroid TV機能内蔵かFire TV StickやChromecastなどの機器が必要
※テレビ以外はTVerのアプリが必要
TVerのメリットって何?
まず、TVerは「Netflix」や「U-NEXT」などの動画サブスクサービスのように、「最初の1カ月は無料だけど、それをすぎると有料」といったことはなく、完全に無料で利用できるのがメリット。
そのため、クレジットカードはおろか住所・氏名・電話番号といった会員情報の登録すら不要である。必要なのはたまに表示されるアンケートで、誕生年月(日は不要)や郵便番号を入力するだけでいい。
TVerは在京民放キー局5社などで運営しているサービスなので、こっそり個人情報を盗んだり、ウイルスに感染するような危険性はほぼないと考えていいだろう。
もちろん、TVerではテレビ放送終了後の作品がすぐに配信され、その後1週間は視聴できるので、毎週見ている連ドラを電車の遅れで見逃したり、第1話をうっかり録画し忘れたときなど、テレビ番組を見逃したときは本当に助かる。
ほかにも、TVerでは在京民放キー局のテレビ番組だけでなく、地方局でしか放送されていない番組なども配信されており、日本各地のローカル番組もチェックできるのが意外とうれしい。
さらに、TVerでは2022年4月11日からリアルタイム配信も始まったので、スマホにテレビチューナーが内蔵されていなくても生放送もバッチリ楽しめるようになった。
地方では、在京民放キー局5社の一部が放送されていない場合もあるが、TVerのリアルタイム配信を利用すれば、在京民放キー局5社の番組がすべて視聴できるようになる。これはTVerの大きなメリットであろう。
ただし、リアルタイム配信は30秒程度の遅延があり、しばらくの間は夜6~7時以降に放送されるゴールデンタイムやプライムタイムの時間帯のみとなる。また、テレビではリアルタイム配信の視聴はできない。
■TVerのメリット
【1】完全無料で利用できる
【2】面倒な会員登録やログインは不要
【3】個人情報を登録しないので安心
【4】見逃し番組を1週間何度でも視聴可能
【5】地方局のローカル番組も楽しめる
【6】4月からリアルタイム配信も開始された
※テレビチューナーなしのスマホでも生放送が見られる
※在京民放キー局5社の一部がない地域でも番組を視聴可能になる