双方の成長を促すマーケティング、新サービスを検討
さらに、ファミリーマート利用者によるLUUP利用やLUUPユーザーのファミリーマート利用を促進するマーケティング施策を展開予定。店内広告やLUUPユーザーへの商品プロモーションなどを検討するといいます。
そして、両社が所有する顧客データ・移動データなどを活用し、新たなサービスの展開を検討していくとのことです。
4月には約10億円の調達発表も
「LUUP」は、2020年5月に電動アシスト自転車のシェアリングサービスとして開始し、以降エリア拡大・機体開発などに注力してきました。
2021年4月に「新事業特例制度」を用いた実証実験として電動キックボードの提供を開始し、電動キックボード導入エリアを順次拡大中。直近では、京都市(3月)や東京スカイツリータウン(4月)に電動キックボードを導入しました。
また将来的には、現在の機体に加えて3輪~4輪のユニバーサルなモビリティも取り扱う予定。より多くの人に快適な移動体験を提供したいとのことです。

(画像=『TECHABLE』より引用)
こういった展望のなか、4月14日(木)に車両のリースと銀行融資などにより約10億円を調達したと発表しました。なお、今回のセール・アンド・リースバック取引は電動キックボードを対象としていますが、今後導入する機体についても取引を拡大する方向で各リース会社と協議しているといいます。
(文・Higuchi)
提供元・TECHABLE
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