いつでも成長ホルモン注入?夢のデバイスが現実になった

基本的に、高強度筋力トレーニングはトレーニング直後に大きな筋力低下を引き起こし、筋力の回復には24~48時間を要すると考えられてきました。そのため、よほどのアスリートでなければ同じ部位で毎日筋力トレーニングを行うことは不可能というのが、これまでの〝常識〟だったわけです。

しかし、加圧トレーニングで用いる負荷はきわめて低いため、トレーニング後の筋力低下が少なく、加圧ベルトを開放してからわずか数分でほぼトレーニング前の値にまで回復します。つまり、1日に複数回のトレーニングを毎日行うことも可能なわけです。ある研究では、健常者の下肢筋群を対象に朝晩2回の加圧トレーニング(20%1RM)を毎日実施したところ、2週間で大腿部筋群の横断面積が約8.5%も増加したという結果も報告されています。

加圧トレーニングは、最低週2回、きわめて低い負荷でも成長ホルモンを分泌させ、身体に良い影響をおよぼす因子のスイッチを入れて行きます、血流を制限することで血管の内圧が高まり、新たに多くの毛細血管、新しい神経、新しい筋肉の活動が生まれることにより、健康的でエネルギッシュな生活を送ることも可能でしょう。こうした効果・効能を踏まえて今、注目を集めているのが「Kaatsu Cycle2.0」。スマートフォンよりコンパクトな形状ながら、ワンタッチで6段階のプログラム操作ができる利便性から、〝令和の運動革命〟との声もあるモバイル加圧トレーニングマシンです。「いつでも、どこでも、誰にでも成長ホルモンを」というキャッチフレーズを体現する最先端デバイスは、そう遠くない将来、長寿社会の必須アイテムとなることは確実でしょう。


※「KAATSU」のロゴマークおよび「加圧サイクル」、「加圧ウエルネス」、「加圧トレーニング」、「加圧トレーナー」、「加圧ウォーク」は、KAATSU JAPAN株式会社の登録商標です。

文・IM編集部/提供元・FITNESS LOVE

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