ITフリーランスがWordPressを学習すべき理由
冒頭で「WordPressはフリーランスエンジニアに必修」と説明しましたが、この根拠について解説していきます。
結論から言うと、以下が主な理由です。
- サーバーやドメイン等の知識が身につく
- HTMLやCSS、PHPの学習に最適
- フリーランスでも案件が豊富
理由1. サーバーやドメイン等の知識が身につく
先述したように、WordPressを利用すれば初心者でも数日勉強するだけで簡単にホームページを公開できます。
では、この数日にどんな知識が必要なのか。これに該当するのがサーバーやドメイン等の知識です。
WordPressでホームページを作るには、サーバーとドメインの用意が別途必要になります。「WordPressを使ってホームページをインターネットに公開する」というゴールがある以上、これらについての学習は必修です。
またこの2つの知識は、フリーランスエンジニアとして働くうえで、いずれ通るケースが多いでしょう。無料期間などを駆使して、一度はWordPressを経験しておくことをオススメします。
理由2. HTML、CSS、PHPの学習に最適
プログラミング言語の学習において、「環境構築の手順」という言葉を見たことはないでしょうか。
本格的にプログラミング言語を学習しようと考えている方は、環境構築を実施する必要があるのですが、PHPはとくに環境の構築に手間がかかります。
しかしWordPressの構築を完了させてしまえば、HTML、CSS、PHP、JavaScriptの環境構築も併せてすべて完了します。しかもかなりのボリュームで上記言語を利用したコードが記述されているため、すでに出来上がったコードを見る良い経験にもなりえるでしょう。
理由3. フリーランスでも案件が豊富
WordPressがホームページ制作において主流となった今、クラウドソーシングをはじめ各種求人関連のサイトでは「WordPress」に関連する案件が多数存在します。
実際に仕事を通して学ぶことが、知識として身につく一番の方法です。積極的に応募するのがよいでしょう。
ITフリーランスはWordPressでどれくらい稼げる? 年収/単価相場
フリーランス向けWordPress案件にはさまざまなものが存在します。
実際の案件を調査した結果と、自身の経験を踏まえると、WordPressのエンジニアの平均月単価は40万円〜60万円です。年収で考えた場合、年収約600万円〜800万円となるでしょう。
しかし実際は経験年数やスキルが直接影響する世界なので、次々と新しい知識を身につけて、自身のスキルを積極的にアピールすることが重要です。