資産運用に興味はある。でも時間がないので、なかなかスタートできない……という方も多いのではないでしょうか?そんな悩みを解決するのが、仕事やプライベートが忙しい人でも着実に投資が続けられる積立投資信託です。基本的な仕組みや、メリット・デメリットを解説します。
投資信託とは
投資信託とは、多くの投資家から集めた資金を投資のプロであるファンドが運用する仕組みです。
ファンドは、集めたお金を用いて世界中の株式や債券などを組み合わせながら運用を行います。そして、利益が生じた場合には、分配金などの形で投資家に還元します。
投資信託のメリットは、分散投資を少額の資金で行えることです。通常、複数の株式や債券を組み合わせて投資をするには、かなりの元手が必要です。投資信託なら手軽な費用で始められます。
積立投資信託とは
毎月一定額の投資信託を購入することを「積立投資信託」といいます。
一般的な投資信託の1口の価格は1万円前後です。しかし、金融機関によって異なるものの、積立投資信託の1口の価格は100円から購入できます(2018年4月時点)。1口単価が安いので誰でも手軽に始められることが特徴です。
自動積立にしておけば、自分で指示を出さなくても金融機関が自主的に購入してくれます。
投資信託の値動きは、世界中の経済状況に左右されます。仕事が多忙なビジネスパーソンは、その情報を収集し、投資信託の購入タイミングを決めるのは大変です。自動積立ならほったらかしでも運用が可能です。購入の手間が省けるだけでなく、買い忘れを防ぐことができます。