愛車のドレスアップの第一歩と言えば、やはりアルミホイール。多くのサードパーティメーカーからたくさんのアルミホイールが発売されています。

オフセットやPCDなどは取り付けるうえで重要な情報です。これらは車種により異なるので、そもそも着かなかったり、はみ出したり。同様に、ハブリングというパーツが存在します。果たして、このメリットとは?

Chapter
ホイールハブ径とは?
ハブ径を気にするケースとは?
ホイールハブ径に余裕を持たせる理由
ハブリングの有用性

なぜ社外ホイールにハブリングをつけるのか?必要なケースとは?
(画像=『CarMe』より 引用)

ホイールハブ径とは?

車輪の中心部に位置する部品であるセンターハブ。このセンターハブは、メーカーや車種によりそのサイズは様々で、ホイール装着時に「センターを出す」という役割を持っています。

その為、純正のホイールを装着する上では、気にする必要のない部品でもあります。純正のホイールと、センターハブはぴったりと合うよう、ホイールハブの径が調整してあるのです。

ホイールは、乗用車であれば4本~5本のボルトとナットで装着しますが、センターハブがあることにより、より正確に中心を保つことができ、またホイール装着が容易になるという利点があります。逆に、この部分が無いと、高速走行時にホイールがぶれる…というような事も発生しかねません。

ハブ径を気にするケースとは?

サードパーティ製のホイールが増えてきたことで、純正ではないホイールへ交換するユーザーの方も増えています。メーカー側はオフセットやPCDなど、色々な車種に合うようにホイールを製造しているのです。

このオフセットおよびPCDは、多種多様である一方で、ある程度限定する事もできる数値。例えば、国産車であれば、多くの場合、PCDは114.3か100ですし、PCDもmm単位で正確である必要はなく、ある程度余裕があり選択肢の幅もあるのです。

しかし、このハブ径が加わるとそのパターンの数は膨大です。結果としてメーカーはさまざまなホイールのパターンを製造する必要が発生してしまいます。これはコストだけが上がる要因。そのため、ハブ径については余裕を持たせて作っているケースが多々あります。