【POINT 4】きちんと充電されているかを確認する

iPhoneの設定では、どの時間帯でバッテリーが大量に消費されたか確認できるグラフが表示できる。普段、どんなときにバッテリーが消耗されているかを確認してみよう。

また、このグラフは色分けされており、緑はバッテリーが動作したことを示し、黄色は「低電力モード」を、稲妻のようなマークは「充電中」を表している。

とくに注目したいのは稲妻マークのゾーンだ。充電中にもかかわらずグラフが100%に達していない場合は、充電ケーブルやUSB電源アダプタの不具合、もしくは充電ケーブルをつなぐiPhone本体のコネクターに問題があるかもしれない。

「iPhoneのバッテリーの減りが早い!」を解決する5つのチェックポイント
(画像=充電状況の確認方法するには、iPhoneの「設定」から「バッテリー」を選び「バッテリー残量」のグラフに注目(左写真)。稲妻マークのゾーンでグラフが100%に達していない場合は、何らかの原因で充電できていないという状態だ(右写真)、『オトナライフ』より 引用)
「iPhoneのバッテリーの減りが早い!」を解決する5つのチェックポイント
(画像=充電の状況が正常でない場合はケーブルだけでなく、USB電源アダプタも疑ったほうがよい。こちらもApple純正なら安心して利用できる、 画像は(Amazon.co.jp)より引用、『オトナライフ』より 引用)

【POINT 5】最終手段は初期化

ここまで紹介したチェックポイントすべてに問題がないのに、バッテリーの減りが早いと感じる場合は、最終手段としてiPhoneの初期化(工場出荷状態に戻す)を試す方法もある。

iPhoneを初期化をすることで、バッテリーの減りが早い原因がアプリなのか、物理的なハードの問題なのか確認することができるが、iPhoneを初期化するとあらゆる設定やデータが消えてしまうのが厄介だ。

iPhoneには、Wi-Fiやアプリのパスコードといった設定を初期化する「リセット」と、iPhone内のすべてを消去する「すべてのコンテンツと設定を消去」がある。

「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行すると、iPhoneで撮影した画像やLINEのやり取りなど、文字通りすべてが消えてしまう。

iPhoneの初期化を行うときは、必ずiCloudなどにバックアップを取っておき、最悪の場合はiPhone購入時に行ったすべての設定(しつけ)をやり直す覚悟を持って、自己責任で実行してほしい。

「iPhoneのバッテリーの減りが早い!」を解決する5つのチェックポイント
(画像=iPhoneの初期化は、設定の「一般」から「転送またはiPhoneをリセット」をタップ(左写真)。「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップすればよい(右写真)。ただし、バックアップを取っておかないと大変なデータが失われることになるぞ!、『オトナライフ』より 引用)